利用者と家族に寄り添う
当事者目線の訪問看護
「Wiz」のワンチームで寄り添う覚悟

淺田 根底にあるのは、母を自宅に連れて帰れなかった後悔ですね。だからこそ、利用者様やご家族の後悔を一つでも減らしたいと強く思っています。
八木 ご自身が当事者だったからこそ、ご家族への目線も大切にできるのでしょうね。
淺田 実際に家族として看取った経験を活かして、ご家族の不安や疲労に寄り添うことを大切にしたいですね。在宅看護には正解がないんです。治療だけが看護ではない、ということにも気付きました。それは利用者様だけでなく、ご家族にとっても同じです。お話を聞いたり、足をマッサージしたりして「楽になった」と言っていただけることもあるんですよ。日々の介護の中で感じる小さな不安や負担を軽減することも、在宅看護の大切な役割だと感じています。
八木 在宅看護にマニュアルや正解がないという意味がよくわかります。
淺田 ええ。また、私たちの強みは多職種との連携です。「住み慣れた場所で過ごしたい患者様のこの当然の希望を叶えるお手伝いをしたい」と大阪市港区を中心に市内一円24時間対応の訪問診療をされている、かもめクリニック木下啓太院長先生と出会い、先生の利用者様への関わりに感銘を受けました。密に連携しながら、同じ目線で利用者様を支えたいと考えています。上下関係などなく、関わる全員が“一緒”の目線で利用者様に向き合えるように、そんな思いを社名の“Wiz”に込めました。
八木 まさにチーム医療。「チームWiz」のその姿勢は一緒に働く人にとっても良い効果を生みそうだ。

八木 それは野球界でも同じですよ。今は、先輩・後輩の垣根が良い意味でなくなっていると感じます。今の若い世代は情報も豊富で賢いんです。新しいことや良いことは、どんどん取り入れていけばいいんですよ。例えば、北海道日本ハムファイターズも次代の先駆者として新しいことにどんどんトライしてきたからこそ、ダルビッシュ有や大谷翔平など世界で活躍する選手を輩出できたんです。変わるべきは、私たち先輩世代。若い世代に寄り添い、尊重する姿勢を大切にしていきたいですね。
