B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

利用者と家族に寄り添う 当事者目線の訪問看護
訪問看護ステーションWiz/株式会社Wiz 代表 淺田健太郎

 
プロフィール 大阪府出身。病院勤務を経て、母の看取りをきっかけに訪問看護の道へ進む。2026年、大阪市西区を拠点とする訪問看護ステーションWizを立ち上げた。高齢者、終末期医療を必要とする方、精神疾患のある方などを対象に、24時間365日体制での在宅看護を提供している。利用者本人だけでなく、その家族にも寄り添う看護を信条に、多職種連携による地域医療の充実に心血を注ぐ。
 
 
 
大切な人の最期を自宅で看取れなかった――その深い悔いと悲しみが、株式会社Wiz(ウィズ)・淺田健太郎代表の人生を大きく変えた。看取る当事者として味わった孤独感と無力感を誰にも経験してほしくないと思い、訪問看護ステーションWizを立ち上げたのだ。淺田代表は一つひとつの家族とじっくり向き合い、人生の最期に明かりを灯し続けている。当事者だったからこそ辿り着いた新しい看護の形が、ここにある。
 
 
 

24時間365日体制で利用者をサポート

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 大阪市西区が拠点の訪問看護ステーションWizを運営されている、株式会社Wizの淺田代表。まずは、事業内容について教えてください。
 
淺田 私たちは、高齢者の方、終末期医療を必要とされる方、精神疾患のある方など、医療的ケアや日常生活の支援が必要な利用者様のご自宅へうかがい、24時間365日体制で看護を提供しています。今日も、午前3時に利用者様からご連絡を受けて緊急対応にあたっていました。
 
八木 それは大変でしたね。対応エリアは、やはり西区周辺なのでしょうか。
 
淺田 西区にとどまらず対応エリアはご相談に応じています。ただ、終末期の方の場合、「すぐ来てほしい」という場面が多いので、迅速に駆け付けられる範囲でお引き受けしています。
 
八木 常に迅速な対応が求められる現場なんですね。医療従事者の方には本当に頭が下がります。 ところで淺田代表は昔、阪神タイガースとも縁があったと聞いています。
 
淺田 実は私、昔は阪神タイガースの私設応援団で、八木さんの応援旗を振っていたんです。今日は、本当にすごいご縁をいただいて楽しみにしていました(笑)。
 
八木 それは驚きました! 応援してくださる方がいたからこそ、あの舞台に立てていたんだとあらためて感じます。