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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

こども食堂から始まった
生きる力を育む支援

 

変化する子どもたちに元気をもらって

 
タージン 活動の中で、印象に残っているお子さんの変化はありますか。
 
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乾(真) 最初はほとんど話さなかった子が、プログラミング作品を完成させ、自ら発表したことがあります。アニメ制作を通して進路を考え始めた子もいます。ここで活動するうちに教師を目指すようになり、今では教壇に立っている子は、もともと不登校でした。
 
タージン 一人ひとりがその子らしく成長を遂げているんですね。
 
乾(真) そうなんです。全員が立派な肩書きを得るわけではありません。でも、可能性が閉ざされたまま終わることだけは避けたいと思っています。小さな変化でも、それはその子の人生にとって大きな一歩です。その積み重ねが、やがて自信となり、生きる力へと変わっていく――そのように感じています。
 
タージン Educareさんのような地域で子どもを育てていく場所は、本当に貴重です。教育は消費ではなく、未来への投資ですよね。一人の子どもの変化が、家庭や地域に影響を与えていくかもしれません。
 
乾(直) 同感です。私たちは子どもたちに「どう生きていきたい?」と問い続けています。その答えを一緒に探し、試せる環境を整える。それが私たちの役割です。子どもたちの変化こそが私たちにとって何よりの糧であり、活動を続ける原動力になっています。
 
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タージン 素晴らしいお取り組みです。では、最後に今後の展望を教えてください。
 
乾(直) 奈良で築いたこのモデルを、持続可能な形で広めていきたいです。こども食堂から始まった学びの進化を、地域社会の力に変えたいですね。子どもを真ん中に、地域の大人が関わり合う循環を生み出し、その輪を全国へと広げていけたらと考えています。
 
乾(真) 地域の方々や専門家の協力を得ながら、この場所を持続可能な学びの拠点として守り続けていきたいです。
 
タージン 本物に触れ、挑戦し、自分の可能性を見つけていく。その変化を支えることが教育の本質であると、あらためて感じました。この取り組みが各地へと広がり、生きづらさを抱える子どもたち、救いを必要とする子どもたち、そして無限の可能性を秘めた全ての子どもたちが、自分らしい未来を選び取れることを心から願っています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
子どもたちが変わっていく姿を見ることです。同じ志を持った人たちと一緒に、お子さんの成長を見届けることができる。それが、仕事を楽しむことにつながっています。
(乾真理)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 一般社団法人奈良こども支援センターEducare
■ 所在地 〒639-1123 奈良県大和郡山市筒井町1598
■ 事業内容 こども食堂/学習指導/プログラミング指導/アニメイラスト指導
■ 法人設立 2025年4月(2018年7月 こども食堂活動開始)
■ 従業員数 5名
■ 主な取引先 株式会社ウェストワン/学校法人三幸学園/飛鳥未来高校
■ ホームページ https://educare-nara.org/
https://www.seijyun.com/
■ Instagram https://www.instagram.com/educare_nara/