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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

研修施設で職人を育成
目指すは東京No.1内装業

 

「職人アカデミー」で業界の未来を切り開く

 
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湯村 折角の機会なので、私からも村田さんに聞いてみたいことがあるんです。世界一のボクサーになられたとき、どんなお気持ちだったのでしょうか?
 
村田 実は、世界一になった瞬間は「ほっとした」という感覚が強かったんです。本当に幸せを感じたのは、オリンピックの出場権を獲得した時でした。というのも、私の高校時代の恩師が「オリンピック選手を育てたい」という夢を持っていて、その恩師の夢を自分が叶えられた瞬間こそが、世界王者になった時よりも何より嬉しかったんですよ。
 
湯村 なるほど。ご自身の目標よりも、人の夢を叶えられたことのほうが幸せだったんですね。私にとっても、従業員の成長は自分のことより嬉しい瞬間ですので、とても共感できます。そして、今こうして研修施設を運営しているのも、若い人たちが「夢を叶えられる場」をつくりたいという気持ちが根底にあるからなんです。
 
村田 従業員さんへの思いが強く伝わってきますよ。安全面にも特に気を配っておられるそうですね。
 
湯村 ええ。先ほども言ったように、弊社には異業種から職人を目指す人材が多くいます。しかし、いきなり高所作業のある現場に出るのは危険が大きいですからね。ですから、弊社では比較的危険性の少ない内装業を中心に行っています。何よりも従業員が安全に、なおかつ安心して仕事ができることこそが大事だと考えているんですよ。
 
村田 職人さんの中には10代の頃から長い経験を積んでいる方もおられますよね。20代や30代から転職した方など、業界の中では遅いスタートだとしても、現場で活躍しようと考えると内装工事は比較的に挑戦しやすいように感じます。湯村社長のこれからの展望についてもお聞かせください。
 
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湯村 今後のビジョンとしては、現在の研修施設を「職人アカデミー」として、さらに発展させたいと考えています。一口に内装工事といっても、弊社が現在取り組んでいるクロスや床の張り替えをはじめ、キッチン、トイレ、風呂、フローリングなど、施工箇所は多岐にわたります。さらに、内装分野における専門資格も細分化されているんです。だからこそ、内装工事のすべてを実技で学べ、さらに資格取得までサポートできるアカデミーをつくりたいですね。そして最終的には、東京都内で内装職人数No.1の企業を目指します(笑)。若手が安心して挑戦でき、成長でき、夢を叶えられる会社にしていきたいです。
 
村田 素晴らしい“未来図”ですね! 内装業界には、事前に練習したり技術を学んだりできる場所がほとんどないことを今日初めて知りました。ボクシングでも、ミット打ちやシャドーといった基本となる練習や準備の時間が何よりも大切なんです。湯村社長のアカデミーで練習を積んだ数多くの職人さんが活躍する姿が本当に楽しみですよ。私も応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
従業員と正面から向き合い、コミュニケーションを深めていくことですね。その会話の中から彼らの成長を感じられることが、私にとって仕事の大きな楽しみになっています。
(湯村源)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社ミライズ
■ 本社 〒190-0022 東京都立川市錦町2-12-21 イートス立川104
■ 事業内容 建設業/内装仕上工事業/清掃業
■ 設立 2016年9月
■ 従業員数 7名
■ 主な取引先 株式会社高野/株式会社和中/有限会社インターテック
■ ホームページ https://www.mirize-naisou.jp/