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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

研修施設で職人を育成 目指すは東京No.1内装業
株式会社ミライズ 代表取締役 湯村源

 
プロフィール 長崎県生まれ、佐賀県出身。学業修了後、サービス業や飲食業に従事。20代で独立して経営者となり、マネジメント力を培う。その後、2016年に(株)ミライズを設立した。清掃業を経て建設業、内装仕上業を展開し、近年は職人を育成する自社研修所事業にも注力。未経験からでも安心して知識や技術を学べる環境を整えることで、若手の参入障壁を下げ、建設業界の人手不足解消に貢献することを目指している。
 
 
 
東京都立川市で内装仕上工事業などを営む株式会社ミライズ。代表取締役の湯村源氏は、まったく異なる業界から建設業界へと飛び込んだという経歴の持ち主だ。建設業界が抱える人材不足の問題に対し、若手の職人が育つ環境が整っていないことに疑問を抱き、長年の修業が前提となる従来の育成体制を見直す必要性を感じたという。未経験でも安心して建設業に挑戦できる仕組みづくりに取り組む湯村社長に、仕事への思いを聞いた。
 
 
 

現場さながらの研修施設で職人育成

 
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インタビュアー 村田諒太(元ボクシングミドル級世界王者)
村田 東京都立川市で内装仕上工事などを手がける株式会社ミライズさん。こちらの研修施設では、現場に出るための訓練ができるとうかがいました。
 
湯村 そうなんです。研修では座学と実技の両方を行っていて、従業員はこの研修台を使って床や壁、天井の施工を練習しています。
 
村田 実際の現場を想定した空間で、内装職人の作業を一通り体験できるわけですね。
 
湯村 ええ。社外の熟練した親方さんもお招きして、技術だけでなく、現場での実際の段取りや心構えなども指導していただいているんです。
 
村田 実際に体を動かして覚えるのが重要であることは、スポーツにも通じる部分です。先輩たちの作業を見て、その場で真似して試せる環境があるのは、これから職人を目指す若い方にとって大きな安心材料だと思います。
 
湯村 ありがとうございます。弊社も当初は現場に出ても作業がうまくできず、叱られて泣いて帰ってくる従業員もいたんです。でも、この研修制度を始めてからは、現場での一連の流れがイメージできるようになり、「前より仕事が楽しくなった」と言ってくれるようになりました。内装業界で自社の研修施設を持つ会社はほとんどないと聞きますし、本当に良かったと感じています。
 
村田 そんな貴重な研修施設をなぜ設置しようと思われたのか、その背景がとても気になります。詳しくお聞きしてみましょう!