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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

諦めない獣医師の使命!
動物の命を救う最後の砦

 

諦めた命もセカンドオピニオンで救う

 
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タージン 開院して手応えはいかがでしたか。
 
小松 実際、健康診断をしっかり受けて、ペットを大切に飼われる意識の高い方がたくさんいらっしゃいますね。病気の予防や早期発見・治療ができる環境で大きなやりがいを感じています。
 
タージン 健康診断は、まさに命を救う第一歩。定期的に来てくださると獣医師として嬉しい限りですよね。ところで「まりも」という名称の由来が気になります。
 
小松 まりもは、大学卒業後に飼い始めた猫の名前なんです。北海道にちなんだ愛猫の名前は、順にまりも、ほたて、ほっけ、いくらなんです(笑)。悲しいことに、ほたてといくらは旅立ってしまいました。現在はしゃけとこんぶを迎え入れ、4匹と一緒に暮らしています。
 
タージン 小松院長にとっても、猫が人生の一部になっているようですね。それでは、宝塚まりも動物病院さんの診療科目を教えてください。
 
小松 当院は主に犬と猫を診察しています。外科・内科・耳を含めた皮膚科・歯科・腫瘍科・腎臓や膀胱などの泌尿器科など、幅広い診療でワンちゃんとネコちゃんの健康な暮らしをサポートしています。各種予防接種に加えて、当院の患者さん向けにトリミングやペットホテルも完備しているので、気軽に来てほしいですね。
 
タージン 幅広くサポートしていただけるとは、とても心強いと思います。中でも小松院長は、セカンドオピニオンを強く勧めていらっしゃるとか。
 
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小松 そうなんです。実は以前、関西で有名な専門病院で「もう助けることはできない」と宣告された子の飼い主さんが、泣きながら当院に駆け込んできました。しかし、私が診察したところ、治療できる病気だったんです。このように主治医が匙を投げたとしても、別の獣医師が診れば助けられる可能性は残っているんです。
 
タージン たった一人の診察で命の行方を決める必要はない。そういうことですよね。
 
小松 はい。一人にしか診せなければ、その獣医師が諦めたら我が子を救うことができません。主治医や飼い主さんが諦めたとしても自分は絶対に諦めない。何があっても最後まで手を尽くすことが獣医師の使命だと私は考えています。