幼少期から福祉の現場に触れて育つ
インタビュアー タージン(タレント)
三原 はい。母が福祉事業を手がけていたので、重度の障がいがある同年代の子が、よく家に泊まりに来ていました。一緒に遊んだりプールに行ったりと、当たり前のように交流していたので、「支援している」という意識は少しもありませんでした。
タージン 福祉を特別な仕事としてではなく、人としての自然な関わりとして受け取っておられたのですね。そのご経験は、この施設の温かい雰囲気に直結している気がします。
三原 ありがとうございます。私も、子どもの頃の経験が大きく影響していると感じています。社会人になってからはサッカー関係の仕事に就いたのですが、回り回って福祉の現場に戻ってきました。
タージン ご縁に導かれ、福祉の世界に舞い戻ってこられたわけだ。人生の巡り合わせのような、必然的な流れだったのかもしれませんね。