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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

笑顔をつなぐ不動産事業 宝塚の地で目指す挑戦
エミオ株式会社 代表取締役 朝日貴信

 
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インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
今岡 宝塚市に拠点を置く、エミオ株式会社の朝日社長にお話をうかがいます。エミオ株式会社は、朝日社長が役員を務める、株式会社西明石ゴルフショップが手がける不動産の新規事業だとお聞きしました。さらに、今日お邪魔しているバッティングスタジアムサージ宝塚店も、2014年から営業されているんですよね。実は昔、家族と来たことがあるんですよ。
 
朝日 本当ですか! それは光栄です。
 
今岡 朝日社長は非常にユニークな経歴をお持ちだとうかがっています。今回の新規事業を立ち上げるに至った多彩な経歴と背景について、詳しくお聞かせいただけますか。
 
朝日 私は兵庫県の西宮出身で、大学卒業後は地元の銀行に就職し、社会人としての基礎を学びました。27歳の頃「もっと広い世界が見たい」と東京の総合商社に転職しました。阪神大震災を契機に関西に戻り、西明石ゴルフショップで店舗スタッフとして再スタートを切り、現在は役員を務めながら、今年2025年の4月に新規事業としてエミオ株式会社を立ち上げたんです。
 
今岡 多彩な経験を積んだ後、今年新たに不動産事業を立ち上げられたと。数ある中で、不動産業への参入を選ばれたのはなぜですか?
 
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朝日 不動産業界の従来のイメージを覆したかったのです。お客様の人生で一番大きな買い物であるにもかかわらず、インセンティブ比率の高さなど、働く人の環境次第で、どうしても不動産会社側の都合が優先されてしまうケースがあるのではないかと感じていました。不動産会社の都合を押し付けるのではなく、誠実にお客様と向き合う、顧客本位のスタイルを実現したいと思ったのです。
 
今岡 まさに新しい時代の不動産会社ですね。野球の指導者でも、本当に選手のことを考える人は、自分の評価など意に介さないものです。
 
朝日 おっしゃる通りで、自社の都合よりもお客様の利益を最優先したいと邁進しています。実は社名の「エミオ」は「笑みを」が由来です。不動産を通じて、お客様を本当に笑顔にしたい、という私なりの決意表明でもあるんですよ。