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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

基礎から学ぶ発声術  歌声で自信を取り戻す
IKEZAKI VOCAL&MUSICAL STUDIO 代表 池崎すみよ

 
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インタビュアー 鶴久政治(元チェッカーズ)
鶴久 尼崎市武庫之荘にスタジオを構えるIKEZAKI VOCAL&MUSICAL STUDIO(イケザキボーカルアンドミュージカルスタジオ)さん。こちらでは、どのようなレッスンをされているのですか?
 
池崎 腹式呼吸のしくみを説明した後、身体で実践、呼吸法は毎回行います。それから発声練習を中心に行い、歌の課題がある方は歌を、音程やリズム等の基本をやりたい方はそれらを・・・というようにお一人おひとりの目的に応じたレッスンを行っています。生徒さんはプロ志望の方だけではなく、カラオケを上達させたい方や営業職で滑舌を良くしたい方など、目的はさまざまです。
 
鶴久 スタジオ名の「ミュージカル」は、池崎代表の歩んでこられた道と関係があるのでしょうか。
 
池崎 はい。音大で声楽を学んだ後、ミュージカル劇団で活動した経験から、歌唱指導の他、演技発声、振付やステージングなどにも対応しているので、そう名付けました。講師としてのキャリアは、ヤマハのオーディションに合格したのが始まりです。その後は俳優養成所などでも指導を行い、同時にミュージカル劇団では制作も担当しつつ、1冊の台本が1つのミュージカル作品に仕上がる舞台づくりの過程を経験しました。
 
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鶴久 舞台制作の裏側を知っているからこそ、生徒さんに伝えられることが多そうですね。レッスンでは特に呼吸法や発声など、基礎を重視されているとか。
 
池崎 はい。喉はとてもデリケートな部分です。基礎をおろそかにして喉を痛めないよう、しっかり指導しています。人の身体の一部である喉を壊してしまう危険もあるので、そこにはとても責任を感じてレッスンをしています。