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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

高度な技術を駆使する
重機塗装の専門業者

 

人並み以上の努力で顧客からの信頼を獲得

 
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畑山 村上塗装工業さんの事業が、建設工事を行う重機を守るために決してなくてはならないお仕事だということがよくわかりました。そんな重要な業務に携わるスタッフさんは、何人ほどおられるのか教えてください。
 
村上 現在のところ正社員が10名ほど、協力業者さんを含めると約40名の体制で業務を行っています。ちなみに私自身も度々現場に出て作業しているものの、経営者としての業務や経理なども行っていますので、割合としては半々といったところですね。
 
畑山 村上社長も度々現場で腕を振るっておられるんですね。しかも、総勢40名となると、決して小さくはない規模だと思います。重機塗装の業界では、一人前の職人とされるまで何年ほどの経験が必要ですか?
 
村上 技術の習得スピードは人によるものの早くても3~4年、ベテランと認められるまで10年はかかると思います。
 
畑山 早くても3~4年ですか。やはりそれほど高度な技術なんでしょうね。村上社長が先ほどおっしゃっていたように、ロケットのような最先端の技術が使われている部品の塗装ともなれば、相当な努力も必要なのではないでしょうか。
 
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村上 そうですね。高い技術と専門性が求められるこの業界において、最前線の現場で活躍するためには、とにかくひたすら努力しなければなりません。まさに畑山さんのように世界チャンピオンになるためには、人並みの努力では足りないと思うんですよ。
 
畑山 おっしゃる通り、世界チャンピオンになるにはほかの人以上に努力するのが当たり前の世界でした。ただ勝負の世界は、努力した者が必ず勝つわけじゃないんですよ。でも、努力しなかった者には絶対にチャンスがこない。地道なトレーニングの積み重ねが、ふとした瞬間に成果となって現れるんです。私もタイトルマッチのリングに立つまで、何百回も失敗して、何千回も殴られてきました。努力は裏切らないと信じて続けられるかが大切だと思いますね。
 
村上 よくわかります。私のモットーは「努力・辛抱・我慢」なんです。そして何より、その精神を日々体現してくれているのがスタッフたちです。どんなときも前向きに、ひたむきに頑張ってくれる姿があるからこそ、今の信頼と実績がある。私はいつも、そんな仲間の努力に支えられていると感じています。