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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

空き家管理をサポートし
実家を守る“快適屋”

 
 
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荻原 ということは、シニアより現役世代が客層のメインなんですね。具体的には、どのようなサポートをしておられるのでしょう?
 
羽鳥 毎月、定期管理と点検を兼ねておうちにおうかがいし、作業前後の様子と建物周りの状況を撮影してメールやLINEでご報告しています。このサービスは、空き家を綺麗にしておくだけでなく、空き巣被害を防ぐという効果もあるんですよ。
 
荻原 そうか、地域の治安維持にもつながっているんですね。
 
羽鳥 おっしゃる通りです。スタッフは、私を含めて7名。全員が、雑草対策や庭木剪定、不用品回収、空き家管理など、専門的な作業を行えます。そうやっておうちの悩みごとをトータルで担えることが、強みですね。
 
荻原 ちなみに羽鳥代表は、もともと片付けが得意だったのでしょうか?
 
羽鳥 いえ、幼い頃は整理整頓がまったくできなくて(笑)。でも仕事を始めてからは、「あんたみたいな器用な人見たことがない」と言われるようになりました(笑)。誰でも最初は、未経験。片付けが苦手でも、経験と勉強を重ねることでお客様に成果物を出せる専門家になれると実感しています。
 
荻原 そのお話は、同じような業態で起業を考えている人にとって心強いですよ。
 
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羽鳥 いろいろな情報にアクセスできる時代なので、独学でも大概のことを身に付けられると思います。“快適”を提供するサービスの価値について、独立志望の方はもちろん空き家で悩んでいる方も含め、多くの人に知っていただきたいです。現在100件ほどのお宅にうかがっており、今後の展望としてその数を5年10年で10倍にしたいと考えています。そして、質重視の“快適屋”という業態をスタンダードなサービスとして確立させていきたいです!
 
荻原 便利屋から一歩進んで質を担保する、“快適屋”。これから需要が増えていくお仕事だと思います。目の前のお客さん一人ひとりに寄り添っておられるかいてきの木のサービスが、長野市からさらに枝を伸ばして、広がっていきますように!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
面倒なことや辛いこと、大変なことの積み重ねが仕事だと思っています。私は、辛くても仕事が好きです。ただ、その好きという気持ちだけで続けていくのは難しいでしょう。何かを成し遂げる達成感や、お客様の笑顔があるからこそ楽しみを得られ、続けていけるのだと思っています。
(羽鳥弘晃)
 

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かいてきの木

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