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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

大人が笑えば子も笑顔!
孤立させない育児支援

 
 
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今岡 今までお話から、利用者への深い配慮が感じられます。そもそも、こうした事業を始めようと思われた背景には、どのような思いがあったのでしょう?
 
本田 私は幼い頃から、保育士になるのが夢でした。ですが、いざ現場に立つと理想と現実のギャップに悩み、一度は業界を離れたんです。事務や接客などいろいろな仕事を経験し、やはり自分は「保育が好きだ」と再認識しましたね。また子育て、仕事、家事、時には介護と、多くの役割を担う働く世代の方々の大変さを痛感し、皆さんに寄り添いたいと思うようになったことも大きいです。「大人が笑えば子どもも笑える」という考えに至り、頑張る親御さんたちが心から休める時間をつくりたいと、この事業を始めました。
 
今岡 なるほど、その熱い思いがサービスの細部にまで宿っているのですね。野球はチームの中で選手一人ひとりがさまざまな役割を担っています。親御さんも同じで、子育てに加え、仕事や家事、介護と本当に多くの役割をこなしている。その大変さを理解して、支える仕組みをつくろうとする姿勢が素晴らしいです。
 
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本田 そう言っていただけて嬉しいです。実は、法人という形を選んだのも、もともとは個人的な夢がきっかけなんです。私の祖父が暮らす家を、誰もが気軽に立ち寄れる「地域の拠り所」にしたいという夢がありまして。まずは親子が集まる託児からと考えたとき、皆様に信頼していただくための形として、会社にすることを選びました。今の事業はその大きな目標に向けた第一歩。最終的には“孤育て”をなくし、誰もが気軽に「助けて」と言い合えるような信頼の輪を地域に広げていきたいですね。
 
今岡 素晴らしいビジョンですね! 単なる託児サービスではなく、働く環境や地域コミュニティそのものを豊かにしていく大きな可能性を秘めた事業だと感じました。地域全体を元気にする本田社長の取り組みが、さらに発展していくことを楽しみにしています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
大人が安心して笑顔になれる時間をつくることです。その笑顔は子どもに伝わり、地域にも広がっていきます。“孤育て”をなくし、助け合える社会を形にしていく過程こそ、私にとっての喜びであり楽しみです。
(本田桃子)
 

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