B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

大人が笑えば子も笑顔! 孤立させない育児支援
株式会社Unifam 代表取締役社長 本田桃子

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
今岡 神戸・西宮エリアをメインに、非常にユニークな子育て支援を展開されている株式会社Unifam(ユニファム)さん。特に、イベント会場に託児スペースを設営する「たくすぽ」や、親御さんとベビーシッターをつなぐ仕組みは、新しい時代のニーズを捉えていると感じます。
 
本田 ありがとうございます。たくすぽは、学会やセミナー、結婚式などさまざまなイベント会場で私たちが専用の託児エリアを設営・運営するオーダーメイドのサービスです。「託児のことまるっとすべてお任せください」を合言葉に、お客様のニーズに合わせて広さやおもちゃ、備品などを柔軟にカスタマイズできますよ。
 
今岡 まさに、かゆいところに手が届くサービスですね!
 
本田 イベント内容に合わせた託児プログラムのご提案も可能ですし、「シッターは置かず、託児スポットの設営だけ」といったご要望にもお応えできます。何より、専門知識を持つ経験豊富なスタッフがお子さま一人ひとりに合わせたケアを行い、小児救急救命講習を受講したスタッフも配置するなど、安全面も徹底しているんです。
 
今岡 それは心強い。保護者の方も安心してイベントに集中できますし、参加を諦める必要もなくなりますね。もう一つの柱であるベビーシッターのサービスについても詳しく教えてください。
 
本田 日本のご家庭にシッターを招くにあたり、「知らない人を家に入れるのが不安」といった心理的なハードルがまだまだ存在すると感じています。そこで私たちは、単にシッターを紹介するのではなく、ご家庭とシッターさんの間に立って、安心できる出会いをコーディネートすることに力を入れているんです。
 
glay-s1top.jpg
今岡 “安心できる出会い”につなげるため、具体的にはどのような工夫をされていますか?
 
本田 例えば、私たちが運営する「親子ひろばCOCOME(ココミー)」は、親子が気軽に遊べる場であると同時に、シッターとご家庭の自然な出会いの場としての役割も持たせています。イベントに遊びに来るような感覚で、まずはシッターの人柄や相性を感じていただく。そうして事前に顔の見える関係を築くことで、いざという時に安心して頼れるつながりを育んでいきたいと考えています。