B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ワンストップで叶える 信頼でつながる自動車店
auto GRAIL 代表 土橋良介

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 和歌山県和歌山市にあるauto GRAIL(オートグレイル)さん。この場所で営業されていた店舗を、土橋代表が引き継ぐかたちで今年2025年にオープンされたそうですね。
 
土橋 この場所で営業されていた前オーナーが引退される際に、「この場所を守ってほしい」と声をかけていただき、私がその志ごと受け継ぎました。22歳でこの世界に入って以来、車一筋の人生です。
 
濱中 その道一筋に歩まれてきたのですね。これまでのご経験を少しお聞かせいただけますか。
 
土橋 四輪駆動車などを専門に扱うカスタムショップからキャリアを始めました。もともと、車とバイクが好きでこの業界に飛び込んだんです。販売や修理はもちろん、カスタムまで幅広く対応しています。
 
濱中 購入からアフターケアまですべてをお任せできる、まるで、“車のお医者さん”のようですね! ところで、auto GRAILというお名前には、何か特別な思いが込められているのですか?
 
glay-s1top.jpg
土橋 実は3人の子どもの名前の頭文字を組み合わせて名付けました。妻のアイデアなんですよ(笑)。
 
濱中 それは素敵です! お子さんへの愛情が伝わってきます。ご家族への愛情が込められた名前だと知ると、温かい雰囲気が伝わってきますよ。そうした思いが、お客さんへの姿勢にも反映されているのでは?
 
土橋 本当にありがたいことに、ご紹介で遠方から足を運んでくださるお客様もいらっしゃいます。私は価格や技術だけで勝負するのではなく、お客様との対話、つまり、“私自身”で信頼を得たいと考えているんですよ。例えば、修理の際には、できる限りお客様に工場へ足を運んでいただき、リフトで上げたご自身の車を前にしてご説明します。「ここのゴム部品が劣化していて」というように専門用語を避けて現状を丁寧にお伝えし、ご納得いただいたうえで作業を進めるよう徹底しています。