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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

全国の旬が京都に集結 串で味わうジビエの世界
焼鳥とジビエ 炭焼き なばり オーナー 黒木俊充

 
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インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
今岡 京都でジビエ料理のお店を経営する黒木オーナー。本日お邪魔している「焼鳥とジビエ 炭焼き なばり」は3店舗目だそうですね。
 
黒木 はい。1店舗目の「ジビエの隠家(なばりや)」を中京区で始めたのが2012年、左京区の「炭火串焼き隠家」が2018年です。当店は2024年10月にオープンしました。
 
今岡 ジビエを串で食べるってあまり聞いたことがないので、どんなものが食べられるのか気になります!
 
黒木 全国から仕入れるシカやイノシシ、カモ、時にはカラスや野ウサギなども、手に入ればお出ししています。季節のおすすめでいうと、夏はエゾシカ、冬ならツキノワグマが脂の乗りがよくて最高ですね。シカは高タンパク、低カロリーでビタミンも豊富なので、アスリートや女性にもおすすめですよ。
 
今岡 たしかにアスリートに最適ですね! そもそも、なぜジビエのお店を出そうと思われたのでしょう。
 
黒木 私は18歳で宮崎から京都に来て和食の師匠の下で修業しました。その後、経営を学ぶために別の店でも経験を積み、さらにイタリアンにも挑戦。そして、「ジビエの隠家」をオープンしました。ただ、この店は本当に隠れ家のように場所がわかりにくくて(笑)。そんな立地でひっそり和食を出すのは違うと思い、周囲にまだなかったジビエの店をやろうと決めたんです。せっかくならカジュアルに食べていただこうと、串焼きなど、メニューを工夫しています。
 
今岡 野球選手がみんなで食事に行くとなると、焼き肉か寿司が定番。でも、シカなどアスリート向きの食材もあるなら、今後は食事の定番にジビエも加わるかもしれませんね。お酒も充実しているんですよね?
 
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黒木 ワインと日本酒が人気を二分していて、どちらもジビエに合うものを数十種類取りそろえていますよ。
 
今岡 いいですね! ジビエを気軽に楽しめるのも嬉しいですし、私もシカが食べたくなってきました(笑)。今後、さらに店舗を増やすご予定は?
 
黒木 まだ先の話ではあるものの、今ある3店舗はいずれスタッフに譲ろうと思っています。順調にその時が来たら、私はお客様とゆっくり会話しながら料理を楽しんでもらえるような、カウンターのみの店を出すのが最終的な夢です。そんな日を迎えられるよう、これからも精進します!
 
今岡 その日が今から待ち遠しいですね。ジビエがもっと身近になるよう、料理人としても経営者としても、ますます腕を振るってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
料理の仕事をするのがとにかく好きで、楽しいんです。あとは仕事と趣味のバランスをとることも、楽しみ続ける秘訣ですね。
(黒木俊充)
 

:: 店舗情報 ::

焼鳥とジビエ 炭焼き なばり

炭焼き なばり
〒604-8845 京都府京都市中京区壬生東高田町2-1 プェネリジェール西五条103
ジビエの隠家
〒604-8126 京都府京都市中京区高倉通蛸薬師下ル貝屋町558-1 高倉錦ビル 1F
炭火串焼き 隠家
〒606-8204 京都府京都市左京区田中下柳町13

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