太陽光・風力発電など
再エネ事業をサポート!
再生可能エネルギー事業を徹底サポート

大塚 高い技術力や深い知識が身についたのと同時に、自分の能力で身を立てる術を得られました。とある上司に言われた「会社名を看板にするな。自分を看板にしろ」「社会を動かす人間になりなさい」という言葉は今の指針にもなっています。そうした素晴らしい上司の方々に出会うことができたことが私にとっては財産ですね。
矢部 看板に頼り続けていると、その会社のイメージが悪くなった途端、自身の立場も危ぶまれることになりますよね。けれど、社員一人ひとりが看板となれれば、いつどんなときでも自信を持って仕事に取り組めるはず。その上司の方の考え方はとても素敵だと感じました。
大塚 ありがとうございます。2012年頃からは、再生可能エネルギーの仕事に携わるようになりましてね。家庭向け太陽光発電および蓄電池を同時に制御する、双方向パワーコンディショナを開発しました。その後も、小型風車を開発したり、風力発電事業を立ち上げたりと、さまざまな業務に関わらせていただいたんです。
矢部 太陽光発電や風力発電など、国内再生可能エネルギーの事業化を推進してこられたわけだ。
大塚 ええ。2017年からは、政府が取り組むNEDO(ネド)事業における「次世代浮体式洋上風力発電システム」の風車担当として、実証研究にも携わりました。具体的には、コスパにも優れた、水深50m程度の浅い海域でも設置が可能な台船、いわゆるバージ型浮体の開発、また、一般的な3枚翼よりも、台風による強風の影響を受けにくい出力3MWクラスの2枚翼風車をドイツで製造、アーヘン工科大学での実機試験を経て、日本に導入したんです。2018年の北九州響灘沖での実証研究では、建設工事から風車に関する稼働立ち上げまで担当しまして。その風車は2019年5月から正式に運転開始したんですよ。
矢部 政府機関の事業にも携わり、大きな成果をあげられてきたんですね。まさに、再生可能エネルギー事業のプロフェッショナルだ! なかなかここまでの知識や技術を持つ方は少ないのでは?

矢部 再生可能エネルギーは、持続可能な社会を目指していく中では非常に重要な役割を果たしているはず。それなのに、スキルを有した人が少ない・・・。大塚CEOが担う役割の重要さ、素晴らしさがよくわかります。
大塚 そう言っていただけて光栄です。風車は発電時に二酸化炭素を排出しないため、環境負荷の低減にもつながります。さらに、再生可能エネルギーが用いられれば、日本やヨーロッパなど資源不足の国でも、インフラ不足の解消を期待できると考えているんです。