ビザ申請(国際業務)をサポートする行政書士

インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
木村 私はロースクールを修了し、法務博士(専門職)の学位を取得後、行政書士試験に合格しました。2013年より行政書士法人第一綜合事務所に所属し、国際業務を中心に実務経験を積みました。2018年には行政書士法人大阪国際法務事務所の共同経営者となり、より幅広い業務に携わりました。さらに2022年から1年間、大阪大学人文学研究科で招聘教員も務めました。2023年に木村国際行政書士事務所を開業し、2025年に法人化できました。これまでの経験を活かし、国際業務を中心に質の高いサービスを提供できる体制を整えています。
亀山 行政書士の国際業務というのは、具体的にどのようなものなのでしょう。
木村 行政書士の国際業務とは、主にビザや帰化申請など、外国人の方が日本で働いたり学んだりするための手続きを支援する業務です。当事務所では、就労ビザ、経営管理ビザ、国際結婚に伴う配偶者ビザなど、各種ビザ申請を幅広くサポートしています。さらに、永住権取得、日本国内での会社設立や経営に関する手続きにも対応可能です。国際業務に関するご相談には、どんな内容でも柔軟に対応いたします。
亀山 高度な専門知識と外国人や外国文化に対する理解が求められるお仕事ですね。
木村 そうですね。私が最初に所属したのは、国際業務に特化した行政書士事務所でした。そこで基礎から丁寧に学び、多様なビザ申請に対応する経験と実績を積んできました。行政書士が関与できる書類は1万種以上あると言われ、すべてに精通するのは現実的ではありません。そのため、多くの行政書士が専門分野を持って活動しています。私にとっては、それが国際業務です。
亀山 同じプロ野球選手でも、投手に「今日は外野を守れ」と言うのは無理な話。行政書士も、それぞれの専門分野があるからこそ安心して手続きを任せられるのですね。