駅伝部の絆が生んだ、起業という選択

インタビュアー 濱中治(野球解説者)
吉島 私は、駅伝部で怪我をするなど挫折をたくさん味わいまして。スポーツでも勉強でも結果を残せなかった悔しさを抱えたまま過ごしていました。そんな時に、父が副社長を務めている不動産会社に誘われ「自分の可能性を試したい」と18歳で就職したんです。入社後は業務に邁進し、店舗の店長も務めさせていただき、多くのスキルを培うことができました。父や社長からは、「不動産業界は素直さが大事」と教わり、仕事のやりがいや楽しさも教えてもらい、本当に感謝しています。そして以前から独立願望もあったことから、学んだスキルを活かすため今年2025年4月に当店をオープンしました。現在は森内含めた、西脇工業の元駅伝部2人と、ライバル校からも1人、さらに事務員として入ってきてくれた姉も合わせた4人体制で会社を盛り上げているんです。