目指すは停電ゼロの社会
暮らしを守る電気のプロ
長年の知見を活かした、幅広い電力保安事業

吉野 私は中学校を卒業してから大阪に出て、関西電力が運営していた職業訓練校である関西電力学園に入学しましてね。そこで2年間電気についてさまざまなことを学んだ後、実習所で1年間の現場経験を積み、そのまま社員として働き始めました。
亀山 中学卒業後すぐに電気業界へ入られたんですか。電気業界一筋というわけですね!
吉野 大手電力会社ですから、当然多種多様な案件に関わります。特に私は、電力会社から高圧電力を供給される法人や大型施設、つまり高圧需要家を担当することになったので、第三種電気主任技術者、第一種電気工事、第一種消防設備点検資格者など、いろいろな資格を取得しました。そのうちに、独立して保安管理業務を行う会社を立ち上げたいと思うようになったんです。
亀山 では現在、どのようなお仕事をされているんでしょうか。
吉野 まず一つの大きな柱が、管理・点検業務です。工場やビル、大型倉庫、商業施設などに設置された高圧受電設備の保安・点検作業を行っています。月に1回の月次点検、年に1回の年次点検で、電気設備に異常がないかをチェックします。
亀山 そこで異常が見つかれば、すぐに整備を行うんですね。
吉野 もちろんです。また、予期せぬ停電などのトラブルが起こった場合にも、速やかに駆け付けて対応しますし、原因の特定までしっかりと行い、再発防止策を講じます。
亀山 それは心強い! 吉野所長のような方々が、我々の生活を支えてくれているのですね。
吉野 また、保安規程の作成や電力会社との協議など、官庁への申請業務をサポートしたり、電気工作物の設置や変更に伴う工事が行われた場合の電気工作物竣工検査も行ったりと、電気設備に関する維持・管理・運用のご相談に乗らせていただいています。
亀山 現場での作業以外にも、そんなに多岐にわたる業務を行っておられるとは、守備範囲が広くて驚きました。
吉野 もう一つの柱は、コンサルティング業務です。長く電力保安に関わってきた経験と知識を活かして、電力コスト削減のご相談に乗らせていただいています。また、古いタイプのコンデンサや変圧器、安定器に使用されているPCBには毒性が確認されているので、PCB対象機器に対しての調査や、適切な対応のご提案も行っているんですよ。
吉野 また、保安規程の作成や電力会社との協議など、官庁への申請業務をサポートしたり、電気工作物の設置や変更に伴う工事が行われた場合の電気工作物竣工検査も行ったりと、電気設備に関する維持・管理・運用のご相談に乗らせていただいています。
亀山 現場での作業以外にも、そんなに多岐にわたる業務を行っておられるとは、守備範囲が広くて驚きました。
吉野 もう一つの柱は、コンサルティング業務です。長く電力保安に関わってきた経験と知識を活かして、電力コスト削減のご相談に乗らせていただいています。また、古いタイプのコンデンサや変圧器、安定器に使用されているPCBには毒性が確認されているので、PCB対象機器に対しての調査や、適切な対応のご提案も行っているんですよ。