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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

洗練された塗装技術で
社会に豊かな彩りを!

 

塗装を通じて地域貢献、彩りある社会を実現

 
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名高 3代目として会社を率いる立場になって、ご自身の中で変わったことはありますか?
 
沼田 より地域を大切にしようと思うようになりました。私たちの企業理念は、「地域と共に彩りのある社会価値を創出する」。葉山・逗子という地域で皆様に支えられてここまでやって来られたわけですから、私たちも地域を大切にしなければならないと考えています。
 
名高 具体的に取り組まれていることがあれば教えてください。
 
沼田 子どもたちと一緒に塗装ボランティアを実施しています。もともと所属している塗装団体で年に1回、養護施設などに訪問する塗装ボランティアを行っていて、いつか自分たち主体で挑戦したいと思っていたんですよ。そんな折、森戸海岸と森戸神社をつなぐみそぎ橋の劣化が進んでいるものの補修する予算がないことを知り、それならボランティアで塗装を請け負おうということになったんです。当日はたくさんの子どもたちが来てくれましてね、本当に楽しかったです。
 
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劣化したみそぎ橋を子どもたちとボランティアで塗装
名高 子どもたちにとっても良い経験になったでしょうね。「この橋、自分たちが塗ったんだ」なんて友人たちに自慢したかもしれないな(笑)。
 
沼田 そのみそぎ橋のボランティアがご縁をつないでくれて、今では地元の中学生が職業体験に来てくれるようになりました。地域のイベントにも出店し、子どもたちにペンキでアート作品をつくってもらいましたよ。
 
名高 それは楽しそうだ! 参加した子どもたちが大きくなって、「沼田塗装店で働きたい」って言ってくれるかもしれませんね。そうなったらどちらにとっても幸せなことだと思います。
 
沼田 そうなったら本当に嬉しいですね(笑)。
 
名高 塗装というお仕事に誇りを持たれているからこそ、多くの方々に塗装業の面白味を知ってもらいたいでしょう? その思いが、じんわりと伝わってきました。
 
沼田 ありがとうございます。実は地域の皆様に向けて、定期的に塗装の勉強会も行っているんですよ。
 
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名高 塗装の勉強会ですか! それはまたユニークな取り組みですね。
 
沼田 お客様には、弊社ではなくてもしっかりとした対応をしてくれる誠実な会社さんに、適正価格で塗装工事を発注していただきたいと考えています。それが結果的に業界全体の信用につながりますからね。だからこそ、「塗装工事とは何か」「なぜ塗装工事が必要なのか」を知っていただく機会をつくることが大切だと思っているんです。
 
名高 地域の活性化、塗装業界の発展、さまざまなことを考えながらお仕事をされているんですね!