葉山で75年、愛され続ける老舗塗装店

インタビュアー 名高達男(俳優)
沼田 はい。創業当初は、沼田塗料商会という塗料販売店としてスタートしたんです。それが、地元である葉山で塗装の依頼をいただくようになり、町のペンキ屋さんとして地元の方々にご愛顧いただけるようになりました。そこから父、そして兄と私が引き継いできて、現在は創業75年目になります。
名高 沼田社長も、小さい頃から家業を継ごうと思っていらっしゃった?
沼田 いえ(笑)。社長の息子と呼ばれるのが不本意だったので、家業は継がないと心に決めていたんです(笑)。
名高 そこから、どうして3代目になろうと思われたのでしょう?
沼田 前職で将来について悩んでいたとき、父から「うちに来ればやりたいことをやらせてやる」と声をかけてもらったんです。継ぐべき家業があることも一つのチャンスだと考え直し、思い切って入社することにしました。