
インタビュアー 水野裕子(タレント)
佐々木 よく言われます(笑)。もともと母がつくっていたもつ煮込みが本当においしくて。このおいしさを多くの人に届けたいという気持ちと、独立するなら生まれ育った地域に貢献したいという長年の思いが重なり、2019年に開業しました。
水野 地元への熱い思いがあっての開業なのですね。この立地ですと、やはりツーリングのお客さんが多いのでしょうか?
佐々木 そうですね。バイクや自転車好きのお客様が休憩に多く立ち寄ってくださいますし、テレビ局の取材の方々も時折お見えになります。ちなみに定番メニューのもつ煮込みだけでなく、もつ焼きそばも人気なんですよ。
水野 おいしそう! お得なセットメニューもたくさんありますね。何より、大自然の中で本格的なもつ焼きを食べられる場所はもつの華さんくらいかと。ところで出店する前はどんなお仕事をしていたのでしょう?
佐々木 キャリアとしては福祉の仕事が長く、もう20年近くになります。今も介護福祉士として現場に立っているんですよ。
水野 えっ、現役でいらっしゃるんですか!? それは驚きました。そもそも、なぜ介護のお仕事を始めようと思われたのか気になります。
佐々木 畑違いの仕事に就いていた30代半ばのとき、ふと年を重ねていく両親について考えたことが始まりでした。「両親に介護が必要になった時、専門知識のない自分に何ができるだろう?」という思いが頭から離れず、このままではいけないという焦りに似た気持ちが、私を福祉の世界へと突き動かしたんです。それから介護について調べ、ホームヘルパーの学校に飛び込みました。
水野 高齢化が進む日本では、誰しも介護が必要になる可能性がありますよね。そんな多くの人を助けることができる介護職に進まれた佐々木代表は素晴らしいと思います。
佐々木 畑違いの仕事に就いていた30代半ばのとき、ふと年を重ねていく両親について考えたことが始まりでした。「両親に介護が必要になった時、専門知識のない自分に何ができるだろう?」という思いが頭から離れず、このままではいけないという焦りに似た気持ちが、私を福祉の世界へと突き動かしたんです。それから介護について調べ、ホームヘルパーの学校に飛び込みました。
水野 高齢化が進む日本では、誰しも介護が必要になる可能性がありますよね。そんな多くの人を助けることができる介護職に進まれた佐々木代表は素晴らしいと思います。