島田　キックのほうは、プロになることが当面の目標ですね。そのためには普通の3倍の練習が必要なので、前だけを見て努力します。そうした環境をつくるには、この会社が安定していることが大事なので、土台を固めることにも注力したいです。将来的にプロとしてリングで活躍し、引退した後はキックでも事業においても、次世代の育成に力を入れたいですね。
 
畑山　今も昔も格闘家は練習時間の確保と日々の生活を安定させるためのお金の問題で苦労していますよね。
 
島田　そうなんですよ。一時期の私のように、仕事のために格闘技をあきらめてしまった人も大勢いますよ。そのような人たちを支えるためにこの会社で雇用できるような体制を整えたいです。練習時間に配慮したり、試合が決まったら仕事を休んだりできるよう、若者の背中を押していきたいんです。でも、その前にまずは自分自身のデビューに向けてこれからも頑張ります！
 
畑山　私も会社を経営していまして、そのモチベーションの一つが、ボクシングに打ち込む後輩たちを応援したいという思いです。だから島田代表に大きな共感を覚えました。ぜひ、会社としても大阪のチャンピオンに輝いてください。期待しています！