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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

楽しく過ごす時間も提供 近江牛や若狭牛が自慢の焼肉店
にく家 うましか 店主 寺嶋勇樹

 
プロフィール 福井県出身。高校時代の同級生の焼き鳥店で7年間にわたり運営に携わる。その後、焼肉店で修業し、2018年に独立し福井市の繁華街・片町エリアに「にく家 うましか」を創業した。高品質の近江牛や若狭牛を割安で提供し、地域から絶大な人気を誇る繁盛店に成長させた。【ホームページ
 
 
 
「にく家 うましか」を運営する寺嶋勇樹店主は焼鳥店で働いていた下積み時代、外食先が焼肉店ばかりだったという。その当時にインプットした地域の相場やニーズを独立後の店づくりに活かし、自身の店舗を繁盛店へと導いてきた。「“安くておいしい”は大前提。楽しい時間を過ごせる店づくり」をモットーにさらなる成長を目指す寺嶋店主の事業への思いは、店名と同様に肉への愛情であふれている。
 
 
 

肉を愛するが故の店名

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 福井県福井市を代表する繁華街といわれている片町エリアにある焼肉店、「にく家 うましか」さんにお邪魔しています。とてもユニークな店名ですね!
 
寺嶋 馬鹿をひらがなで読むと「うましか」です。私は「肉の馬鹿」なので、その意味を込めて店名にしました(笑)。
 
矢部 なるほど! 寺嶋店主のお肉への一途な思いが伝わってくる店名ですね(笑)。私も飲食店の経営者として飲食業界で生き残る難しさを知っています。飲食業界の中でも焼肉は特に競争が激しいという印象ですが、繁盛店とお聞きして楽しみにまいりました。飲食業界は長いんですか?
 
寺嶋 2010年頃に高校の同級生が焼鳥店をスタートしたので、一緒に始めたのが飲食業界に入ったきっかけです。そこで7年ほど飲食業の経験を積むうちに焼肉店で勝負したいという気持ちが強くなり、別の焼肉店に修業に出て、1年後に独立したんです。おかげさまで当店は今年2024年6月で創業7年目を迎えることができました。