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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

業務がスムーズになる 販売・在庫管理システム
株式会社武蔵 代表取締役 増子誉

 
プロフィール 東京都出身。簿記の専門学校で学んだ後、受託開発を主体とする会社に入社。SEとして、宝飾会社をはじめとする企業の販売管理システム開発の仕事に携わった。その後、業界歴が30年近くになった頃、独立を視野に入れ始め、2022年8月、(株)武蔵を設立。現在、業務システム開発やコンサルティング、システム運用・保守といった業務を請け負っている。【ホームページ
 
 
 
店舗などを運営する際、仕入れや在庫、売り上げをスムーズに把握・管理できるシステムを導入していると、主業務に注力できるため便利だ。店舗以外に工場などの製造現場でも同じことが言えよう。株式会社武蔵は、販売管理システムや各種業務システムを開発する会社。経験と実績に富む代表取締役の増子誉氏は、一期一会の出会いを大事にし、クライアント目線に徹する質の高い仕事で信頼を得ている。
 
 
 

SE経験を十分に積んでから独立

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 アプリケーションシステムの開発やコンサルティング業務を行う、株式会社武蔵の増子社長にお話をうかがいます。まずは、これまでの歩みから教えてください。
 
増子 私は、受託開発を30年近く行っていました。最近まで勤めていた会社は派遣業を主体とする会社でして。ただし担当業務は受託開発のため、派遣に直接的な関係はなかったんです。そこで経験を生かして、2022年8月に独立しました。
 
水野 30年近くいた会社を離れ、わざわざ独立されたのはなぜでしょう?
 
増子 自分の会社を立ち上げることで、今まで以上にお客様に寄り添う仕事ができると考えたからです。周囲からも「思い切ってやってみたら」と背中を押されました。個人事業主でスタートするつもりだったものの、法人化したほうが仕事の幅が広がるとわかり、最初から株式会社を設立したんです。
 
水野 増子社長はチャレンジャーだなぁ。独立すると大変な面もありますが、仕事に関して自由な面も生まれますよね。
 
増子 はい、自分がやりたい仕事を自由に受注できる点にも魅力を感じ、「とりあえず独立だ!」と半ば勢いで起業しました(笑)。