石黒　小保方社長と地域の方々とのつながりは、どのようにして築いてこられたのでしょうか？
 
小保方　私は商工会議所青年部に所属しており、そこで地域で事業を行っている先輩方や同世代の仲間たちと交流を深めました。それと、地元の祭りにおける神輿の担ぎ手の団体での出会いも大きいですね。この地域はもともと東村という自治体でした。その後、2005年に伊勢崎市と合併することになり、それまで交流のなかった隣町の団体と、合同で神輿を担ぐことになったんです。その時に、新たな仲間たちと知り合いまして。みんな向上心が強い人ばかりで、私もそれに感化され、良い影響を受けましたね。
 
石黒　いいご縁に恵まれましたね。お神輿の担ぎ手というと、隣町の団体がライバル同士という話もよく聞きますし、なかなか交流する機会はなさそうですから。
 
小保方　だからこそ、今まで縁のなかった良い仲間に出会えたことに心から感謝しているんですよ。それ以来、地域のためにより貢献したいと思うようになり、登校中の小学生を見守る横断歩道の旗振りボランティアなども務めるようになりました。
 
石黒　私も以前、住んでいた地域で町内会の婦人部に所属していて、横断歩道の旗振りや地域の活動に積極的に参加していました。地域の方々と交流を深めることは、子どもたちの成長を見守るうえでも良い影響があると思いますし、純粋に楽しいですからね。それでは、小保方社長がお仕事のうえで大事にしている部分も教えてください。