将来の独立を夢見て社会人経験を積んだ

インタビュアー 鶴久政治(元チェッカーズ)
小林 私は大学時代から独立志向が強く、卒業後はまず社会人経験を積むため、工場に就職して現場作業などを経験しました。何の仕事で独立しようかと考えていたとき、たまたま、いわゆるゴミ屋敷の片付けを手伝うことになったんです。そのお客様から片付け後の清掃も頼まれたたことで、物の処分や片付けだけでなく、清掃を望まれる人もいることに気付き、清掃業を勉強して独立しようと考えました。
鶴久 なるほど、そしてこの分野で経験を積まれて独立なさったのですね。起業後は、順調に仕事が回りました?
小林 いえ、最初は苦労しましたね。プロが清掃すれば新品同様の状態に戻ると勘違いされ、仕上がりに不満を持たれるお客様もおられました。当時は私自身、お客様とのコミュニケーションが得意でなく、説明が下手だったことも原因の一つだと思います。しかし、そうした経験もあって今ではお客様目線で仕事ができるようになりましたし、業務内容も広がり、清掃、外構、庭、土木関係などスタッフたちがやりたい仕事を自由にできる体制も整いました。