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知識・スキル・ノウハウ――ビジネスを円滑に進めるための要素はさまざまあるが、真の成功者はそのビジネスに取り組むうえでの“マインド”を持っているものだ。そんな視点に基づき、多種多様な業界で活躍する経営者の中でも、ビジネスの「核」となりうるマインドを持つ人物にスポットライトを当て、読者が仕事と向き合う際の新たな気付きとなるような情報を発信するコラム企画。
 
 

1.全ての人に最適な提案を

 
――投資用不動産を中心に、生命保険、マーケティング支援など多角的な事業を展開しているTPホールディングス株式会社。サービスを提供する際に、全分野に共通して意識している点は?
 
カスタマーサクセスの強化を通じて、お客様にできる限りご満足いただけるサービスを追求しています。新規の顧客獲得に集中するのではなく、取引させていただいた方々との関わりの質を高めているんです。お客様との会話の中から、その方が本当に求めていることをくみ取り、費用なども考慮したうえで最適なご提案をさせていただきます。そうすれば自ずと、お客様から新しいご紹介をいただける機会も増えていくんですよ。また、当社はBtoBやBtoCといったように特定の領域に限定せず、“BtoBtoC”のような形で、どのようなお悩みにも対応できる体制を整えています。例えば、BtoB向けのつながりを模索中のお客様に不動産関係のご提案をしても、積極的にお話を聞いていただけることはないですよね。あるいは、個人向けのご提案を求めている方でも、「不動産は興味があるけれど、保険は間に合っている」というケースも少なくありません。だからこそ、私たちは特定の分野に集中せずに幅広くカバーすることで、“100人いたら、その100人全員に何かのプラスになるサービスをご提案できる状態”をつくっています。

 

2.ソーシャルセリングの価値

 
――SNSを活用して見込み客との関係構築を図るソーシャルセリングの重要性を説き、自身でもそれを実践することで大きな実績を残している関野社長。ソーシャルセリングを実践する中で大切にしていた価値観は?
 
SNSで築いたコミュニティがそのまま、新しい出会いを育む際の信頼性の担保になるということです。私は主にFacebookを利用して、とにかくさまざまな方とご縁を深めていきました。ランチやディナーなどでお会いした経営者の方に、「ぜひFacebook上でつながってください」と声をかけていったんです。そうしてコミュニティを広げていくと、たとえ初めてお会いした方にごあいさつする時でも、「関野社長は自分の知り合いの〇〇さんとつながってたな」という風に、深くお話しする前から安心感を持っていただくことができるんですよ。テレアポや飛び込みで一から交流を深めるとなると、自分の人間性や商材の魅力などを知っていただくまでに多くの時間を要します。しかし、Facebookによって、あらかじめ自分の発信を読んでいただけていたり、お相手の親しい方とつながりがあったりすれば、よりスムーズかつ効率的なコミュニケーションが可能なんです。加えて、通常の営業法と異なるフィールドで新しい出会いが増えていきますので、同業他社と市場が被る危険性も低くなります。こうした点が、ソーシャルセリングの大きな特長です。

 

3. TP PRIME MEMBERSとは

 
――関野社長が2025年6月、中小企業経営者を対象に開設した会員制コミュニティ「TP PRIME MEMBERS」とは?
 
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どのような種類の営業や広告にも、必ずコストがかかります。そのようにさまざまな新規契約の施策がある中で、最も高い成約率を出せるのは、やはり“信頼できる方からのご紹介”です。であれば、「より多くの企業様同士がコストをかけずにご縁でつながれる環境をつくりたい」――そうした思いからTP PRIME MEMBERSを立ち上げました。コミュニティの運営において特に大事にしているのは、「積極的に営業をかける機会」ではなく、「時間をかけて信頼関係を築いていくための機会」として活用していただけるように仕組みを整えることです。こうしたコミュニティでは、出会う全ての方を見込み客として捉え、最初から営業目的で関わりを持とうとするケースも多いと思います。しかし重要なのは、種を蒔くように時間をかけて新しい縁をつないでいく誠実な姿勢です。言い換えれば“狩猟型”ではなく、“農耕型”の思考にシフトすること。これこそが結果的に、持続的に成果を生み出し続ける基盤となります。TP PRIME MEMBERSでは、このような“農耕型”の良質なご縁をつなぐ環境を整えているんですよ。
 
――「TP PRIME MEMBERS」独自の特長とは何か?
 
TP PRIME MEMBERSでは、コミュニケーション設計を何より大切にしています。まずは対面での交流会を開催しまして、その次に、コミュニティ全体をFacebookのメッセンジャーでグループ化したうえで、X(旧Twitter)にアカウントを連携します。そうすると、交流会で出会った方々は、ふとした時にX上でお互いの投稿を見かけることになりますよね。“いいね”を送り合ったり、メッセージでやり取りしたりと、関わりを深めることもあるでしょう。ですからその後、あらためて交流会で対面すると、良い印象が生まれやすくなり、「いつも“いいね”してくれてありがとうございます」「この前の投稿、とても魅力的でした」というような会話のきっかけも増えていくんです。対面での出会いからSNSでの交流に移り、再び対面へと戻っていくという好循環を生み出す。こうして築かれた信頼関係が、最終的にビジネス上のやり取りに移った際にも、安心感につながると考えています。つまり当コミュニティでは、さまざまな方との交流を通じ、ソーシャルセリングの効果を高めることができるんです。

 

4. “Always Update”の精神

 
――2026年5月1日に発売された書籍『人脈営業の教科書』の中で、最も読者に届けていきたい点は?
 
この書籍では、私がこれまでソーシャルセリングを行う中で培ったノウハウをまとめています。ソーシャルセリングは、SNSを利用していれば誰でも気軽に始められる営業手法です。たとえ現時点で何のSNSアカウントも持っていない方でも、気持ちさえあればすぐにでも始められます。ですから、ぜひ本書を通じて、ソーシャルセリングの魅力を知っていただきたいですね。そして、当社のフィロソフィーである「Always Update」という言葉の通り、この書籍が皆様の挑戦を後押しする一助となれば嬉しいです。
 
『人脈営業の教科書』
関野 大介
 
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本書では、これまでソーシャルセリングを通じて大きな実績を残してきたTPホールディングス株式会社の関野代表取締役社長が、SNS(主にFacebook)を起点に出会いをつくり、関係を育て、紹介や商談へとつなげていく一連の流れを丁寧に解説。「人脈営業で大切なのは、人数を増やすことよりも、信頼を積み上げながら関係を深めていくこと」を指針とし、最初の接点づくりから会話のきっかけ、紹介を受けた後のフォローまで、実務で再現できる形に落とし込んだ一冊。
:パノラボ (2026/5/1)
 
TPホールディングス株式会社
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿4-3-14 恵比寿SSビル 9F
https://tp-holdings.co.jp
 
発行:株式会社フォーウェイ
発売:株式会社パノラボ
ご購入はamazonから
 
 
 

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