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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 
子どもの頃から現在まで様々な国で暮らしてきたステッグマイヤーさん。それぞれの国の文化や価値観を知る中で見えた日本との違いや、行く先々の国に適応していくコツについて、教えてくれた。
 
 

その国の文化に気持ちを合わせることが大事

 
私はアメリカで生まれて、13歳からは日本に、結婚してからは夫の転勤で香港に住んで、今はシンガポールに子ども2人を合わせて家族4人で暮らしています。いろんな国で生活してきて思うのは、日本は本当に安全だし街もキレイで、思いやりに溢れた人が多い国だということ。なので年に何度か日本に帰ってくる度に、ほっとしていますね。
 
でもいっぽうで違いとして思うのは、海外の人たちは自分の意思をイエス・ノーではっきりと伝えますが、日本人は何かを断る時も相手の様子をうかがって、「それはちょっと・・・。少し考えさせてください」と曖昧に答えがちです。
 
その違いは働き方や休みの取り方にも現れていて、特に欧米人はオンとオフをきっちりと分けています。平日は定時で仕事を切り上げて、後は自分の時間や家族との時間を過ごしますし、有給や長期休みもしっかり取って、バカンスはプールでゆっくりと本を読む――といった過ごし方をするんです。それに対して日本人は、残業をした後も会社の人と飲みに行くなど、プライベートの時間も仕事の延長のようになっていますよね。長期休暇も、のんびりと過ごすというよりは、予定を詰め込む人が多いような気がします。
 
私はというと、やっぱり日本で日本語を話している時は意思の伝え方が自然と曖昧になります。きっとそもそも日本語って、そういうつくりの言語なんでしょうね。だからどちらが良くてどちらが良くないということではないので、私は行く国によってその都度、マインドを切り替えています。何もかもがパーフェクトな国なんてないですし、こちらがその国の文化や価値観に合わせていくことが肝心かもしれません。
 
 
 
 
 

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