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世界最速の美術館「現美新幹線」が運行開始


 
現代アートを移動しながら鑑賞できる、「現美新幹線」が2016年4月29日から上越新幹線の越後湯沢~新潟駅間で運行をスタートする。総合プロデュースを担当したのはTRANSIT GENERAL OFFICEで、乗ること自体が旅行の目的となるような魅力的な列車づくりをコンセプトに手がけられた。外装デザインを担当したのは写真家で映画監督の蜷川実花さん。キャンバスに見立てられた列車全体には、蜷川さんが撮影した新潟県・長岡市の華やかな花火の写真が彩りを添えている。
 
最高速度210kmで走る6両編成の車内では、今注目のアーティスト7組がこの列車のために制作した、現代アートを鑑賞することができる。指定席の11号車は車両シートからカーテンに至るまでアーティストのデザインが施され、12号車から16号車は片側の窓をつぶしてつくられた完全なアートスペースに。他にも、現代アートに直接触れることができるキッズスペースもあり、13号車にはカフェも併設。カフェでは魚沼産米粉のバニラケーキなどの地元の素材にこだわったスイーツの他、新潟県・燕三条で人気の「ツバメコーヒー」監修のコーヒーが味わえる。
 
4月から6月は11号車が指定席、12~16号車は旅行商品専用車両となり、7月以降は11号車が指定席、12~16号車が自由席となる予定。このゴールデンウィークはぜひ、新潟県の自然豊かな景色の中で現代アートに浸る旅をしてみては?
 
新潟県・長岡市の花火の写真が幻想的な、外装デザイン
新潟県・長岡市の花火の写真が幻想的な、外装デザイン
 
 
現美新幹線
http://www.jreast.co.jp/genbi
 

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