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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

働きやすい環境を整備
運送業を次世代へつなぐ

 
 
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嶋 なるほど。スタッフさんを細かいルールで縛ることなく信用しているからこそ、みんなが責任感を持って仕事に向き合うことができるのかもしれませんね。
 
中山 そうだと思います。輸送に関しても、長距離の場合は拘束時間による負担が大きくなるので、短距離の仕事の割合を増やしています。私が現場に出ていた頃は、3日間寝ないでトラックを運転することも当たり前でしたが、今の時代では到底考えられません。スタッフ一人ひとりにも家庭があるので、会社としてはその家族も含めて支える責任があります。仕事だけではなく家族との時間も大切にできるよう、次世代の人材たちにとって働きやすい体制づくりを目指しているんです。
 
嶋 そのお気持ちが、皆さんにも伝わっているんでしょう。事務所にお邪魔したときから今まで、スタッフさん方があたたかい雰囲気で働いている――そんなアットホームさを感じていました。
 
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中山 ありがとうございます。父から受け継いだ教えを基本としながら、日頃の無駄なミーティングを省いたりPCやネットの活用を若手に任せたりと、新しいことを取り入れて変化をつけていくことが、これから大切になってくると考えています。その結果、スタッフ同士が和気あいあいと仕事をすることで心のゆとりが生まれ、仕事への工夫や車両をメンテナンスする意識の向上にもつながるはずです。私も日々、スタッフの意見を取り入れ、いろいろなことを教わりながら仕事に取り組んでいます。
 
嶋 お話をうかがっていて、中山社長のお仕事へのひたむきな姿勢と、スタッフの皆さんを思いやる誠実なお人柄が伝わってきましたよ! 長年培った信頼と実績をもとに、時代の変化に応じた柔軟な体制づくりを行っている御社は、これからも発展を続けていくことでしょう。私も陰ながら応援しています。本日は、貴重なお時間をありがとうございました!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
コロナ禍を乗り切った次には物流の「2024年問題」があって、今が一番苦しい時期だと思います。でも、「楽あれば苦あり」という言葉があるように、今年を乗り切れればまた良い時期が来ると思って仕事をしています。
(中山秀樹)
 

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