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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自然なワークアウトで
健康的な身体へと導く

 

身体全体を使った総合的な運動を重視

 
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クリス こちらの教室ではどのような方を対象としているんでしょうか?
 
近藤 当教室では、運動が苦手なお子さんをはじめ、運動不足に悩む社会人、身体の健康維持を目的とするシニア、さらにはパフォーマンス向上を目的とする現役アスリートなどを対象としておりまして。下は幼児期のお子さんから、上は90代の方まで、幅広い層のお客様がいらっしゃいます。指導内容は、お客様それぞれのご要望に応じて、オーダーメイドで提供しているんですよ。
 
クリス トレーニングジムや運動教室など同業他社も多いですよね。そんな中で、近藤代表ならではの取り組みをぜひ教えてください。
 
近藤 当教室では、身体の正しい動き方や総合的な運動を重視した指導を行っています。一般的なトレーニングジムなどでは、トレーニングマシンを用いた運動を中心に教えていますよね。しかし、マシンを使った運動は身体の一部分のみにしか効果がなく、身体全体の健康維持には向かないと考えているんですよ。というのも、人間の身体は筋膜と呼ばれる筋肉を包んだ繊維状の膜が全身に張り巡らされています。筋膜は身体全体が連動していますので、一部分だけを鍛えると全体のバランスが崩れ、姿勢が悪くなったり痛みの原因になったりすると考えられているんです。
 
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クリス なるほど。だから、自然な動きや総合的な運動を重視しているわけですか。
 
近藤 そうなんです。例えば、子どものうちから野球やサッカーなどの特定のスポーツだけに打ち込んでいると、その動きに特化した身体がつくられてしまい、総合的なパフォーマンスの向上が望めない場合もあります。ですから、成長期にある子どものうちはさまざまなスポーツを経験したり、鬼ごっこなどで遊んだりして、全方向に動ける身体づくりを心がけることが大事だと思います。また、幼児期の子どもが走ったりジャンプしたりすると、親御さんが危ないからと止めてしまうこともよくありますよね。もちろん安全面に十分配慮する必要はあります。しかし、お子さんの成長のためには、制限せずに自由に運動させてあげたほうが良いと思うんです。
 
クリス とても参考になります。私も小さな子どもがいますから、ケガをさせたくなくてつい子どもの行動を止めてしまう親の気持ちもよくわかるんです。でも確かに、近藤代表がおっしゃるように、子どもの成長のためには自由にのびのびと運動させてあげることが大事だと思いますね。