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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

若い感性とチーム力で
斬新なリフォームを提案

 

若さを生かした今風のデザインを提案

 
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畑山 異色のご経歴から、独立を実現するまでの流れも知りたいですね。
 
 当時から、30歳までの独立を頭の中で描いていたものの迷っていて、工務店の社長に相談すると「君なら絶対にできる。大丈夫だ」と背中を押されて決心し、2023年8月に29歳で林建築工房。を立ち上げました。社長とはいい関係を築き円満に独立したので、現在もその工務店でお世話になった職人さんたちに現場に入ってもらっているんですよ。社長には心から感謝していますし、何よりも好きな建築の仕事で起業できて幸せです。
 
畑山 独立を妨害したり、ライバルを潰したりするのではなく後進を快く送り出す。素晴らしい社長さんに出会えて本当によかったですよね。独立後、どのような施工を手がけてこられましたか?
 
 最近では親類の依頼で、できたての和菓子と日本茶をイートインで提供するおしゃれな和菓子店さんのリノベーションを担当しました。ありがたいことに、お客様や知人の紹介で新たなお客様が増えているところで、これまで営業らしい営業をしたことがないんですよ。
 
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畑山 工務店は競争が激しい業界なのに、お見事ですね。こちらのショールームも珍しい建材やデザインを積極的に取り入れていて、一度依頼したお客さんが人に紹介したくなるのもわかる気がします。
 
 そう感じていただけると嬉しいです。住宅の部屋は壁がすべてクロスで白一色というのが一般的になっていますよね。でも、私は自身の20代という若さを生かした今風なデザインで他社と差別化を意識していて、例えば壁の一面だけ青いタイルにするなど斬新なアイデアをご提案しています。
 
畑山 こちらのお部屋にもタイルが使われているんですか?
 
 ええ、壁紙の中に一部だけ除湿と防臭効果もあるタイルを使用しているんですよ。このようなプランをお伝えすると、お客様は驚いたり、尻込みしたりするものの、施工が終わると「これでよかった。とても快適だ」と納得してくださいますね。