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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

誠実な仕事で信頼を築く 時代を担うリフォーム業
家工房千賀 代表 千賀学

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 家工房千賀さんにお邪魔しています。リフォーム業を手がけておられるとお聞きしました。
 
千賀 はい、住宅の水回りや外壁塗装といったメンテナンス工事から、リノベーションや改築工事まで幅広く対応しています。事業エリアは、拠点を置く愛知県豊橋市を中心に、豊川市や田原市、新城市、蒲郡市などです。静岡の浜松方面からの依頼も多く、年々シニアの方も増えてきました。介護保険活用の住宅改修やバリアフリー施工に力を入れています。
 
水野 対応するエリアも工事内容も、幅広く展開されているのですね。どのような経緯で、今の道に進まれたのですか?
 
千賀 私が若い頃の日本はバブル期だったので、卒業後、華やかな会社員生活に憧れ、大手自動車メーカー系列の商社に勤めていました。ただ、家庭の事情で退職しまして。いろいろあって飛び込んだのが畑違いのリフォーム業界だったんです。とても肌に合い、13年ほど勤めたものの、だんだん業界特有の体質に疑問を抱くようになり、「自分でやってみよう」と気持ちが固まりました。会社員時代と独立後を合わせ、業界歴は25年ほどになります。
 
水野 25年のキャリアですか! 14年間の下積みも経て、独立されたのですね。
 
千賀 周囲の人たちも「応援するから」とお力添えいただきました。加えて、子どもたちが成長していたことも大きかったです。当時の状況では望んでいる教育環境を用意できないかもしれないので、夢を叶えられる人生にしてあげたいとも考えました。
 
丁寧なリフォーム工事を提供!
丁寧なリフォーム工事を提供!
水野 周囲の声やご家族への思いを背負い、起業を決断されたのですね。リフォーム会社がたくさんある中で、古民家やバリアフリーに力を入れている点が特徴的だなと思います。
 
千賀 先ほど申し上げた地域には、古くなり傷んでしまった家が多いんですよ。それらをまた快適に使えるように、私たちが改修するわけです。
 
水野 古い物件を購入した方から、住めるように改築を依頼されるパターンですよね。
 
千賀 そうです。長いお付き合いのお客様も多く、その方たちのご紹介で依頼されることも多いですね。公的機関に出している宣伝をご覧になって連絡くださるご新規の方もいらっしゃいます。