B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

相談しやすい町の診療所
かかりつけ医の役割貫く

 

生まれ育った町で医療のゲートキーパー役を

 
glay-s1top.jpg
濱中 もともと地域密着を見据えておられたのですね。門真市は河村理事長と縁が深いのでしょうか。
 
河村 はい、生まれて間もなく門真に来ました。当院の近くの小中学校に通いましたし、幼稚園もすぐそこなんですよ。
 
濱中 そうでしたか、まさしく地元なんですね。ところで、河村クリニックさんでは外科・整形外科をはじめ、内科や消化器内科など、幅広い診療を行っているそうですね。内科や消化器内科も診療されるのは、何かお考えがあったのでしょうか?
 
河村 そろそろ開業しようと思っていた頃、医療界で“かかりつけ医”やプライマリケアの大切さが注目されていまして。よろず屋さんのように何でも診るスタンスのほうが、患者様のためになるのではないかと考えたんです。
 
濱中 かかりつけ医って、いつも真っ先に診てもらうお医者さんのことですね。
 
河村 そうです。当院は「話のできる、かかりつけ医」をキャッチフレーズにしていまして、患者様から今困っていることを話してもらい、それに応じて私の守備範囲なら治療し、ほかの専門家に頼んだほうがいいと判断したら、適切な科を紹介します。こういう役割をゲートキーパーと言うこともありますね。どこの医師に相談したらいいのかわからないというニーズにお応えするのが、今の私の大事な仕事です。
 
濱中 そういった取り組みがあるとは知りませんでした! 治療だけでなく、その前の相談の段階からお医者さんに力になってもらえるとは、心強いですよ。これまでに働かれてきた、大学病院などでの経験も生きているのでしょうか。
 
glay-s1top.jpg
河村 おっしゃる通りです。かかりつけ医と大学病院は紹介したりされたりの間柄なので、向こうの世界も知っておかないといけません。
 
濱中 ホームページを拝見すると、禁煙治療やAGA治療、ED治療などにも取り組んでいるんですね。本当に相談できる範囲が広いです。
 
河村 今までたくさんの方のご相談にお応えしてきました。AGA治療は、興味はあっても効果については半信半疑という方が多いかもしれません。でも、インターネットで信頼性がはっきりしない薬を買うよりも、医療機関で処方を受けたほうが安心できるのではないでしょうか。疑問を解消したいという動機でも構いませんので、気軽にお越しいただければと思います。