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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域に根差して半世紀
老舗の住宅設備工事会社

 
 
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山田 それは素晴らしいお考えだと思いますよ。私もこれまで30年以上にわたって、テレビ番組の『SASUKE』への出場を続けてきました。周囲の人々からは、体力的にも衰えているし引退するべきではないかという意見も多くいただいたんです。それでも、あきらめずに出場を続けたことで、ありがたいことにSASUKEになくてはならない人物とまで認めていただけるようになりました。「継続は力なり」と言うように、一つのことを地道に続けるのも大事ですよね。
 
藤田 おっしゃる通りですね。私も高校生の頃からずっと、毎年のようにフルマラソンの大会に出場を続けていますので、とても共感できますよ。
 
山田 藤田社長もストイックに身体を鍛えておられると。いやあ、良い共通点が見つかりましたね(笑)。そんな藤田社長が、仕事の中で大切にしておられることも教えてください。
 
藤田 それはやはり、お客様に喜んでいただけるサービスを提供することですね。お客様のご要望をかなえるために最適なプランをご提案し、アフターフォローも欠かさず行うようにしているんです。さらには、例えば冬に水道管が凍結して破裂してしまったときなど、何かトラブルが発生したらすぐに駆けつけられるように、常にお客様のお力になれる体制を整えています。
 
山田 藤田社長自ら現場に駆けつけるわけですか!
 
藤田 ええ。私は経営者という立場ではあるものの、今も現場に出て最前線で作業をしているんですよ。
 
山田 常に最前線に出て自ら率先して施工なさる、現場第一主義なんですね。現場の職人さんたちにとっても頼もしい限りでしょうね。それでは、これからの展望についてもぜひお聞かせください。
 
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藤田 これからも弊社のスタイルを大事にしながら、より地域に密着したサービスを提供していきたいですね。最近は少子化の影響もあり、若い世代の職人が少なくなっています。しかし、地域に根差した取り組みを変わらず継続していくことで、この仕事のやりがいや魅力が若い人たちにもきっと伝わるのではないかと思うんですよ。そのうえで、希望あふれる若い人材を育て、この地域の中で、この会社が必要だとお客様に思ってもらえるようにさらに努力していきたいと考えています。
 
山田 素晴らしいですね。近年は都会の生活に疲れ、地方に移住する若者も多いと聞きますし、きっとこの地域の活性化に貢献したいという人も増えていくのではないでしょうか。そのような若い力も取り込みながら、これからも末永く地域のみなさんのお役に立てる仕事を続けていってくださいね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
困難な現場や難しい要望にも、これまでの経験やノウハウを生かし解決する。そのうえで、お客様や地域の方が喜んでくださる。そのことが私にとっての一番の仕事の楽しみです。
(藤田和正)
 

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