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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

安全な食材と独自製法で 多彩な燻製料理をお届け
燻製道楽 代表 青木利晴

 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 鳥取県倉吉市にある燻製道楽さんは、店内いっぱいに燻製の香りが漂っていますね! ビールが恋しくなるなぁ(笑)。青木代表もやはりお酒とおつまみがお好きですか?
 
青木 はい、もちろん(笑)。事業を始めたきっかけも、趣味のおつまみづくりでした。最初につくった燻製は、中華鍋でのイカの一夜干しです。奥深さに魅了されて燻製器も自作し、創意工夫を凝らして燻製を探究しました。
 
亀山 その楽しみが仕事に変わった経緯とは?
 
青木 趣味の範囲を超え、つくる燻製が増えてしまい、食べきれない分を配り始めましてね。すると皆さん、「おいしい!」と褒めてくれるんです。その評判に自信を得て、65歳の定年時にイベント出店したところ大好評だったもので、本腰を入れようと車庫を改造し、当店を立ち上げるに至りました。
 
亀山 好きなことで周りが喜び、事業に結び付いたと。素敵なヒストリーが聞けました。そんな燻製道楽さんには、どんなメニューがあるのでしょう。
 
青木 一番人気「燻製たまご」は、地元産たまごを秒単位で測って茹で、特製調味液に一晩漬け込んだ自信作です。そのほか日曜限定の燻製ラーメン、燻製肉などが味わえるワンプレートランチ、季節で内容が変わるオードブルなどをご用意しています。
 
燻製醤油やつぶつぶマスタードなど、多彩な燻製商品
燻製醤油やつぶつぶマスタードなど、多彩な燻製商品
亀山 どれもおいしそう! お店で食べられるメニュー以外に商品販売も行っておられるんですよね。
 
青木 はい。銀鮭やサバの燻製をはじめ、鳥取県の銘水を使った「燻製醤油」や、それを隠し味に使用した「つぶつぶマスタード」のほか、「燻製コーヒー」、「燻製はちみつ」、「エイヒレの燻製」、各種チーズ、燻製ギフトなど多種多様な品を販売していますよ。オンラインショップでも販売中です。ちなみに燻製はちみつは養蜂場とコラボし2年かけて開発しました。季節によって取れるはちみつが異なるため、燻製に合うものを探すのにそれだけの期間を費やしたんです。