狩野　近年は、古くなったら取り壊して新築の家を建てるという、従来の価値観を大きく変えなければいけない時代になっていると感じます。中古住宅に光を与え、より良い住まいを供給するお仕事は、まさに時代の潮流であるSDGsにも沿っていますよね。
 
齋田　はい。それに高額なローンの返済に苦しむより、手頃な価格でプラスアルファの価値がある中古物件を購入し、無理のない生活を楽しむ人も増えてきています。そこで弊社は十人十色のライフスタイルに合わせ、若年層や高齢世代でも持てるマイホームを豊富にご用意しています。古い住宅を次の世代へつなげているんです。
 
狩野　では、そうした事業の中で特に齋田社長が心がけていることを教えてください。
 
齋田　弊社は決まりきったデザインではなく、物件の立地・築年数・価格などを十分に考慮した、1軒1軒異なるデザインで良質な住まいを再生しています。お客様から求められている要素や未来を見据えた設備など、さまざまなアイデアを盛り込みながら、フレキシブルな対応で最適なリノベーションを実現することが私のポリシーです。
 
狩野　カメレオンの体色のように変幻自在な姿勢。これが齋田社長の一番の強さかもしれませんね。そういえば、購入する物件の情報はどこから入手するのでしょう。