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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ライブハウスを拠点に
姫路の魅力を全国に発信

 

経営者たちでアイドルをマネジメント

 
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狩野 新井社長が代表を務めているオフィスアールはグループ会社だと聞いています。
 
新井 ええ。御幸苑のグループ会社として2011年に設立しました。立ち上げ当初はビル管理や内装コンサルティングを手がけていましたが、現在はHOP THETERの運営を主軸に事業を展開しています。姫路を全国にPRするための発信基地とするべく、さまざまなイベントを運営するほか、地域の方々のコミュニティとしてもご利用いただいていますよ。
 
狩野 新井社長は姫路のご当地アイドルを運営する、一般社団法人姫路応援プロジェクトのメンバーでもいらっしゃるとか。アイドルグループをサポートすることになったきっかけが気になります。
 
新井 大河ドラマ『軍師官兵衛』の放送が決まったときに、姫路商工会議所の青年部がそれに合わせて姫路を盛り上げるプロジェクトを企画したことがきっかけでした。それで、2013年に姫路市をPRするためにアイドルグループ「KRD8」が結成されました。1年限定で始めた活動でしたが、たくさんのファンの方々が応援してくださったので、活動を継続できるよう姫路商工会議所青年部の有志が集い、一般社団法人姫路応援プロジェクトを立ち上げたんです。そちらで運営を引き継ぎ現在に至ります。今は姉妹グループ「WT☆Egret」と2つのグループをサポートしているんですよ。
 
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狩野 経営者の方々が集ってアイドルグループをマネジメントしているなんて、まさに異色のアイドルグループですね!
 
新井 そうですね。全国的にも珍しいと思います。私たちとしては、姫路の活性化に寄与したいという思いがありまして。ライブハウスを立ち上げたのも、アイドルの活動を行えるための拠点としてだけでなく、地元で音楽活動をしている若者やダンスをはじめさまざまな趣味やサークル活動をしている方々の発表の場、そして姫路駅前の活性化とコミュニティの場として貢献できると考えたからなんです。
 
狩野 新井社長の地元を思う気持ちが伝わってきますよ。