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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

住まい清掃を次の段階へ
家の一生を総合サポート

 

掃除に対する高い意識と独学で磨いた技術力

 
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矢部 一口にお掃除の仕事と言っても内容はいろいろですよね。どんな現場が多いのでしょう。
 
村田 アパートの入居者が退去した後の原状回復から始め、現在は定期清掃や空室清掃、さらには一軒家全体のクリーニングから、水回り、エアコンの掃除なども手がけています。
 
矢部 幅広く手がけておられるんですね! 村田代表のご経歴を聞くと建設や不動産関連の経験が長い印象を受けました。ご自身の特徴をどのように捉えていらっしゃいますか?
 
村田 中古車販売に関わっていた時、売りに出す前の車の仕上げ作業をずっとやっていて、しっかり掃除したほうが商品価値が上がると、身をもって知りました。家の中古物件も同じで、値段には直結しないまでも、やはりきれいにしてから入居してもらわないと高い買い物なのに失礼だと思うんです。そういう意識の持ち方は、ハウスクリーニングを始めてからも自分の核になっている気がします。
 
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矢部 なるほど。お掃除のプロになる前から、ご自身も気付かないうちに心の準備が進んでいた感じですね。
 
村田 掃除の技術は、実はすべて独学の我流なんです。洗剤や道具の選び方などはYouTubeなどにもずいぶんお世話になりました(笑)。こうお話しすると不安に思われるかもしれませんが、空き部屋の掃除でかなりの経験を積んできていますから、大手の業者さんにだって負けませんよ。自分の身の回りで「こんな掃除の仕方は嫌だな」というポイントは重点的にクリアし、満足のいく仕上りを実現できるようになっていますから。
 
矢部 お掃除って教わる以上に実際にやってみないと身に付かないものでしょうから、マニュアルを覚えただけより、時間をかけて磨いた我流のほうが私は信用できますよ! 技術も含めて、何事にも工夫の積み重ねが大事なお仕事ですよね。業務を広げていくうえで意識していることはありますか?
 
村田 ハウスクリーニングが少し特殊なのは、人様の住まいに上がり込んで仕事をするところで、その点にビジネスチャンスがあると思っているんです。お客様ともお話ししながら作業をしていると、家の中の傷んだ箇所や汚れの目立つ所がよく見つかります。すると、例えば「最近この扉の調子が悪くて」「扉の下が床を擦っていますね。道具を持ってくれば直りますよ」という具合に、次の仕事につながる可能性も出てくるわけです。
 
 
 
 

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