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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

手遅れの前に早めに相談
頼りになる法務事務所

 

他の司法書士がやらないことに挑戦する!

 
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駒田 なるほど。確かに手軽にメッセージを交換できるLINEなら、わざわざ昼休みを待って電話するとか、平日に有休をとって事務所にお邪魔するといった必要もなくなりますね。
 
渡辺 それに、会話形式のLINEなら堅苦しい挨拶も必要ありませんし、「近日中に住民票を取っておいてくださいね」とか「明日には手続きが完了します」など、細かなやりとりが簡単にできるので、私にとってもお客様にとってもメリットが大きいんですよ。
 
駒田 まるで、親しい友人に相談に乗ってもらっている感覚になりそうですね。とても良い取り組みだと思います! それにしても、なぜ、渡辺代表は「相談しやすい司法書士事務所」にすることを、そこまで強く意識していらっしゃるのでしょう。
 
渡辺 それは、法律上の問題は「相談に来たときはもう手遅れ」というケースが多いからなんですよ。ただ、これは相談者様の責任ではありません。“気軽に相談できそうにない”イメージを持たせてしまっている、私たち司法書士や行政書士の責任だと考えています。私が相談しやすい司法書士事務所を目指しているのは、そのような印象を少しでも払拭したいからなんですよ。そのために他の司法書士がやっていないことや、やりたがらないことにあえて挑戦するのが私のモットーです。
 
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駒田 我々のように法律に詳しくない一般の人からすると、専門家に初歩的な質問をして手を煩わせてしまうと思うと相談するのがはばかられますし、格式ばった雰囲気だと相談者はますます萎縮してしまいますよね。そのようなイメージをなくそうとする渡辺代表の取り組みには、目を見張るものがあると思いますよ! 最近は高齢化が進み、相続のトラブルも増えていると思います。相続をスムーズに済ませるためにはどうするのが良いのでしょうか?
 
渡辺 一般的には、「相続は法律に則って行う」というイメージを持たれている方が多いと思います。でも実は、相続とは財産を持つご本人やご親族が決めたことが、法律よりも優先されるんですよ。もちろん法律で許されないこともあるものの、それでも遺言書などで明確に示された当事者の意思が最も重視されるんです。もし、関係者全員が納得できない場合は法律に従って裁判所が判断してくれますので、この原則を知ったうえで早めに専門家にご相談されることをお勧めします。