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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

手遅れの前に早めに相談
頼りになる法務事務所

 

手軽でスピーディな相談のためLINEを活用

 
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駒田 法律だけでなく、社会保険や福祉の分野にも精通しているとは素晴らしいですね。これまでどのようにして経験を積んできたのか、その歩みをぜひ教えてください!
 
渡辺 私は福島市出身で、高校進学のため15歳で奈良県に移り住みました。そして大学で社会福祉を学んだんです。しかし結局、福祉関係の仕事に就くことはありませんでした。というのも、私は高齢者などに感情移入しすぎる傾向があったからなんです。それで、精神的に耐えられないことも多いだろうと考え、福祉の仕事をあきらめることにしました。
 
駒田 せっかく専門的に学んだのに、情を込めすぎることが原因で仕事にできなかったというのは残念ですね。その後はどうなさったんでしょう?
 
渡辺 広報関係の会社に就職し、事務や接客、商品の発送などの業務に従事してきました。しかし、日常的な業務ばかりをこなしているうちに、向上心や生きる目標を見失ってしまい悩んでいたんです。そんなある日、通信講座のパンフレットを手に取り、思い切って「この中から、一番難しそうな資格にチャレンジしてみよう」と考えました。そこで選んだのが司法書士だったんです。
 
駒田 目標を見失った日常から脱するために、あえて難しい資格に挑んだわけですか! しかし、一口に司法書士に挑戦と言っても簡単に受かる試験ではありませんよね。
 
渡辺 そうですね。でも、仕事を続けながら勉強し、ありがたいことに周囲の支えもあって1年後に合格することができました。これで自信を取り戻した私は、翌年には行政書士の試験に挑戦し、無事に合格したんです。さらに、2年後には社会保険労務士の試験にも合格し、大学時代に取っていた社会福祉士と合わせ、4つの資格を持つことになりました。そして、故郷である福島に戻り、郡山市にある司法書士事務所で経験を積んだのち、2019年に独立して当事務所を構えることになりました。
 
駒田 努力の結果が実を結んだんですね! ただ、司法書士事務所というと、私も含め一般の人からするとどうにも敷居が高く感じられて、気軽に相談できないのではないかと思ってしまいますね。
 
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渡辺 駒田さんのおっしゃるとおりだと思います。そこで私は、先ほどもご説明したように休日や夜間でもご相談に応じていますし、さらにメッセージアプリのLINEを活用するなどして、お問い合わせのハードルを下げるよう工夫しているんですよ。
 
駒田 へえ、司法書士さんとLINEでやりとりできるというのは初耳ですね。驚きました!
 
渡辺 事務所にお越しいただくとなると、例えば平日の昼間に働いている会社員の方には難しい場合が多いですよね。さらに、電話は勤務中に受けることができなかったり、メールもチェックするまでに時間がかかったりするなど、どの方法でもお仕事中のやりとりが難しいのは変わりません。そこで当事務所では、手軽でスピーディなLINEを積極的に活用しているんです。