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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

繊細な子も安心の環境 
猫に特化した動物病院

 

猫や犬も安心して暮らせる世の中に

 
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川上 今は猫の寿命も延びてきているといいますね。
 
岡庭 私が知る中で最高齢は24歳です。長く腎臓を患っていたものの、きちんと通院してもらえれば、それぐらい長生きできますよ。ただ、これは飼い猫の話で、野良猫は3~5年といわれます。
 
川上 短命なのは、やはり劣悪な環境で生きざるをえないからでしょうか。
 
岡庭 そうでしょうね。もっとも、最近は地域で面倒を見る「地域猫」も増えていて、特に都内や横浜などの都市部で取り組みが進んでいます。ただ、そこには少なからず行政の協力も必要で、地方ではまだまだ環境が整っていません。
 
川上 殺処分数も減っているとはいえ、まだゼロではありません。今いる日本中の猫たちが無駄に命を失くさないように、かわいがるだけでなく、こういう暗い部分も認知しておかないといけませんね。
 
岡庭 そのとおりです。野良猫の多くは、飼い猫の放棄です。飼われていた猫だから、人懐っこい子が多いんですよ。そういう子が保健所に・・・と考えれば、よけいに胸が苦しくなります。
 
川上 飼うなら最後まで責任を持ってと、強く言いたいですね。この問題の解決策として、岡庭院長のお考えをうかがいたいです。
 
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岡庭 個人的には、高齢者による受け入れを増やせればいいのではないかと思っています。「ペットより長生きできるかわからない」という理由で、飼いたいけれどあきらめている高齢者の方は多いですよね。ドイツやスイスなど、ペット先進国ではシニア層でも飼育する人が少なくありません。というのは、遺されたペットを保護するシェルターがしっかりと整備されているからなんです。
 
川上 確かにヨーロッパでは、お年寄りの方もペットライフを楽しんでいる人が多い印象です。ペットを飼うと気持ちが落ち着き、血圧も下がるという話も聞きますよ。
 
岡庭 命を預かる責任感から気持ちに張りが出るため、認知症予防にも効果的という話もありますね。シェルターの整備は費用もかかります。例えば遺産相続の寄付制度を認めるなど、政治や法律から変わっていければ、猫や犬といったペットを取り巻く環境はより良い方向へ変化していくでしょう。
 
川上 人も動物も仲良く暮らしていける世の中にするために、まだまだ努力が必要ですね。岡庭院長もぜひ頑張ってください! 応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事があるからこそ、プライベートの時間が楽しめます。そのメリハリが、仕事を楽しむことにつながっているのではないでしょうか。
(岡庭明彦)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 横浜ねこ病院/おかにわ動物病院
■ 横浜ねこ病院 〒221-0823 神奈川県横浜市神奈川区二ツ谷町10-3
■ おかにわ動物病院 〒310-0912 茨城県水戸市見川5-126-22
■ 事業内容 動物病院運営
■ 設立 平成18年1月
■ 従業員数 4名
■ ホームページ http://www.yokoneko.net
https://www.okaniwa.co.jp (おかにわ動物病院)
 
 
 
 

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