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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

繊細な子も安心の環境 
猫に特化した動物病院

 

獣医をも魅了する猫の神秘性に注目

 
川上 岡庭院長は2019年現在63歳とうかがっています。これまでの歩みをお聞かせください。
 
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岡庭 東京農工大学獣医学科を卒業後、全国農業協同組合連合会に就職して、主に豚を診てきました。ゆくゆくは町の獣医になりたいと考えていたものの、最初から独立するのではなく、まずは社会経験を積むことが大事だと考えたんです。そこで8年ほど経験を積み、1994年におかにわ動物病院を開業しました。その後、横浜ねこ病院を開設したのが2006年です。
 
川上 やはり、昔から猫がお好きだったのですか?
 
岡庭 実は昔は犬派でした(笑)。でも、接しているうちに猫に魅せられましたね。
 
川上 私も同じです! なんというか、適度な距離感が良いんですよね。体が柔らかいから変な恰好や動きを見せてくれ、癒されますし(笑)。岡庭院長は、猫のどんなところに魅力を感じておられるのでしょう。
 
岡庭 獣医として、猫の神秘性に惹かれますね。猫って実は、まだ解明されていない能力がたくさんあって、私たちの理解を超えた回復力を見せることもあるんですよ。やむなく神経を除去した猫が、わずか半年で自力歩行できるまでに回復した事例もあります。獣医の常識を超えた行動や能力を見せてくれるのは、猫の大きな魅力といえますね。
 
川上 私も猫と一緒に暮らし始めて30数年になるのに、いまだに猫の新たな側面を発見することがあります。神秘性という魅力は、よくわかりますよ。猫と接する際に気をつけていることがあれば、ぜひお聞きしたいです。
 
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岡庭 性格があるので一概には言えないものの、デリケートな子にはなるべくストレスを与えないようにしています。とはいえ、フレンドリーな性格の子は本当に人懐っこくてねぇ(笑)。そういう個性の違いも猫の魅力ですよね。それに、猫は環境への適応能力も高いんです。保護猫をお預りしていると、しばらくすると外より屋内で過ごすことを好むようになることがあります。そういう変化もおもしろいですね。
 
川上 猫愛が伝わってきます(笑)。最近は猫がブームと言われていますよね。実際に猫を診る機会は以前より増えていますか?
 
岡庭 というより、犬が減ってきていますね。その原因の一つに、捨て犬や野良犬の減少があるのでしょう。一方で、野良猫の数はあまり減っていません。そのうえで、猫を拾って飼い始める人が一定数いるので、相対的に飼い猫が増えたように感じるのだと思います。
 
 
 
 

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