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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

依頼は絶対に断らない! 
時間厳守の軽貨物運送

 

顧客の都合に合わせ必ず時間を守る

 
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川﨑 やはりドライバーの皆さんは、さまざまな不安を抱えながら配達をしているのでしょうね。
 
吉原 川﨑さんのおっしゃるとおりです。私がこの仕事を始めた頃は、どんなに忙しくても19時か20時頃に仕事を終えることができました。でも、最近は通信販売の利用者が増え、1日80軒、90軒ものお客様に荷物を配達するのが当たり前。加えて、今の業界は賃金が抑えられているので、当時と同じ収入を得ようとすると、早朝から深夜まで働かなければなりません。そのような状況でも、同業者はみんな必死に頑張っています。
 
川﨑 受け取る側は、注文してすぐ、時間どおりに荷物が届くのが当たり前と思っています。でも、それを実現してくださるドライバーさんがいるからこそ、便利で快適な生活が成り立っているんですね。本当にありがたいことですよ。吉原代表も、時間に関しては強く意識していらっしゃるのでしょうか。
 
吉原 もちろんです。私のモットーはお客様の都合に合わせることであり、時間を必ず守ること。「渋滞で遅れた」という言い訳は成り立ちませんから、カーナビなどあらゆる手段で情報を集め、スムーズに走れる道を探して配達の時間を厳守します。そうしてお客様に「時間どおりだね!」と声をかけていただけると、とても大きな達成感を味わえますよ。これは、運送の仕事で一番やりがいを感じる瞬間ですね。
 
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川﨑 僕は宅配便の配達が来ると、必ずドライバーさんに「おはようございます」「ありがとう」と挨拶をしています。一言、声をかけるだけでお互いが気持ちよくなれますからね! では時間を守ることのほかに、吉原代表が心がけていることを教えていただけますか。
 
吉原 それはプロの自覚を持ち、頼まれた仕事は絶対に断らないことでしょうか。私は、関東一円を中心に北海道から九州まで、依頼されればどこへでもお荷物を運びます。「遠いところは嫌だ」と仕事を断るのは、プロとしておかしなこと。これは会社勤めをしていた頃から変わらないポリシーであり、一番の強みです。
 
川﨑 当たり前に思える荷物の配達が、吉原代表のような方の努力に支えられているとよくわかります。本当に感謝することばかりですよ。