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インダスの渡辺です。

これまでは、新卒採用の大まかな流れをお伝えしてきましたが、
今回は、最近の就職状況に関して、お届けします。
 
というのも、来春卒業する学生の就職状況は、最悪だからです。
 
大手就職情報サイトのマイナビによると、今年4月末時点での内々定率は、
昨年の60.6%から大幅に悪化し、47.0%になっています。
 
 
就職希望学生は、約50万人と言われていますので、
26.5万人の学生が未内定であることになります。
 
この数値は、4月末時点ですので、少し後の内定率となると、
多少は上がっていると思われます。
しかし、昨年から、夏以降の追加採用が無くなりましたので、
劇的な改善は、見込めません。
 
よって、最悪、学生の半分が世の中に巣立って行けないことになります。
 
これは、由々しき問題です。
さらには、派遣法改定の動きもあり、これが実現すると、
若年層の働き場が、本当に無くなってしまうことにもなりかねません。
 
とはいえ、「天下国家を語る前に、先ずは自社」という考えもありますし、
現に、弊社も、今のところ、学生の採用予定はありません。
 
しかし・・・・・・
我々、大人は、学生にチャンスを与える義務があるのでは無いでしょうか。
 
「新卒は、一人前になるために時間がかかる」
「採用にお金がかかる」
等が、採用を消極的にする要因だと思います。
 
また、彼らが「ゆとり世代」ということで、扱いづらいというのもあると思います。
 
ですが、弊社の今年の新卒(女性)は、違います。
本人も、体育会出身ということもありますが、
僕の厳しい詰めに、涙をオイオイ流しながらも、
必死に新規のテレアポをしています。
 
もちろん、一人前になるには、まだまだ時間はかかりますが、
それをみている先輩社員たちの背筋も伸びますしね。
 
後は、「お金がかかる」という課題に対しては、
弊社が、解決できると思います。
 
とにかくも、僕がお伝えしたいのは、
・就職できない学生がたくさんいる
・今からでも採用することはできる
・お金をかけなくても採れる
ということです。
 
さらには、次世代を担う若者たちに、我々大人が、少しづつ手を差し伸べましょう。
とも、お伝えしたいと思います。
 
 
 
 

 執筆者プロフィール 

渡辺 憲一 Watanabe Kenichi

インダス 株式会社 代表取締役社長

 経 歴 

1993年、(株)学生援護会入社。求人広告営業とアメフト選手の二足の草鞋を履きながら、社長賞を獲得する。2000年、(株)グッドウィルキャリア入社。人材紹介営業に従事。主に、ベンチャー企業を担当する。2001年5月に独立。実践型採用コンサルとして、約7年半活動。新卒、中途を問わず、採用の設計から、説明会でのプレゼンテーター、面接、媒体コントロール、斡旋会社対応まで、口を出すだけではなく、「やってみせ、結果を出す」を信条とする。2008年11月からはインダス(株)に活躍の場を移し、2009年3月から代表取締役に就任した。

 オフィシャルホームページ 

インダス 株式会社 http://www.indus-group.co.jp/

アスリート就職ナビ https://2010.athletenavi.jp/

 

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