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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

勉強の仕方を身につける
人生を見据えた学習指導

 

学習効果を最大限に引き出すトレーナー

 
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畑山 自学自習に重きを置いた指導は、従来の塾業界、教育業界の既成概念に縛られない、山口代表独自のメソッドに感じます。この“山口流メソッド”には、どのような狙いがあるのですか?
 
山口 例えば「勉強の仕方がわからないから、勉強をしない」、「勉強をしないから、ますます勉強の仕方がわからなくなる」というような、負のスパイラルにはまってしまっている生徒に対し、勉強への自信をつけさせてあげたい思いがありますね。
 
畑山 そうか! 「自分でも勉強ができるんだ」と自信をつけることが、学力向上の第一歩なんですね。
 
山口 ええ。私は家庭で勉強する習慣を身につければ、どんな生徒でも成績を伸ばせると考えています。勉強は費やした時間に比例するもので、やればやるほど成長できると思うんですよ。ただ、闇雲に頑張ってるだけだと息切れしますからね。習慣化するためにこそ、綿密な計画や管理が必要です。そこでエンジョイゼミでは、毎日のオンラインでのやりとりで、その日の学習進捗や翌日の計画などを話し合っています。
 
畑山 なんだかボクシングのトレーニングと似ていますね。頑張りすぎてオーバーワークになれば元も子もありません。それと同じで、勉強も日々の自己管理が大切なんですね。
 
山口 おっしゃるとおりですね。成績が良い生徒は、自己管理が巧みだという点で共通していると思います。自己管理は、勉強の絶対条件と言えるでしょう。
 
畑山 成長するためには、どこに目標を設定するのかも重要だと思います。生徒さんが目標を設定する際に、山口代表が気をつけていることは何でしょうか?
 
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山口 自分が「いつまでに、どうなっていたいのか」という目標と、現時点での自己分析をなるべく具体的にすることですね。そして、生徒に入念にヒアリングしたうえで、その目標や自己分析の結果を、私もきちんと共有することを心がけています。
 
畑山 なるほど。具体的な目標というのは、例えば第一志望の学校を決めるということですか?
 
山口 志望校の設定もそうですし、センター試験で目標とする点数などもそうですね。最終的な目標点が明確になれば、現在の学力から逆算して、学期や月ごとの目標も立てやすくなります。
 
畑山 とても計画的な指導で、実に理にかなっていますね。山口代表は、学習の効果を最大限に引き出してくれる、まさに理想的なトレーナーだと思いますよ。