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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

娘への感謝から生まれた
訪問看護ステーション

 

ママさんたちを照らす明かりになりたい

 
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タージン ソレイユさんは、障害者も高齢者も区別せず受け入れていらっしゃいますよね。いずれかに特化する事業所が多い中で、とても貴重な存在ですよ。
 
稲田 ありがとうございます。それもスタッフの頑張りのおかげです。知陽を抱えながら働くのは正直大変です。知陽の体調が悪くなると、遅刻や早退をせざるを得なくなります。スタッフのみんなが、私が知陽を抱えながら仕事をしていることに理解してくれているので、いつも甘えさせてもらっています。それに、小学校で知陽の担任だった先生や、昔、知陽の面倒を見てくれていた看護師さんとは今でも連絡を取り合い親しくさせてもらっているんです。ときどき女子会も開いているんですよ。本当に感謝しかありません。
 
タージン そうだったのですね! 知陽さんを中心にご縁の輪が広まっていったわけだ。
 
稲田 ええ。ほかにも、知陽の小学校時代の校長先生は、弊社の1周年の日に岩手県からお祝いに駆け付けてくださいました。私は、これまで知陽を支えてくれた方々に今も助けられています。
 
タージン 稲田社長が訪問看護で心がけていることは何かありますか?
 
稲田 私自身もそうだったように、利用者様やご家族の語ることが本心とは限りません。本当は別の看護を希望しているのに言えない場合もあるんですよ。ですから私は相談しやすい関係を築き、どんな看護を求めていらっしゃるのか言葉の裏から読み取るよう心がけています。また時間の融通を利かせるなど柔軟な対応で、ワンランク上の看護をご提供するようスタッフにも話しています。
 
タージン 看護がマニュアルどおりにいかないのは当たり前。でも、枠にとらわれず、利用者に合わせて対応してくださるのは嬉しいですね。稲田社長は、良いバランスで周りの方々に頼ってこられたからこそ、最前線での活動を続けられているのでしょう。
 
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稲田 そのとおりですね。私はいい意味で頼れるもの、頼れる人はすぐに頼ります(笑)。1人で頑張りすぎず、困ったときには「助けてください」と言うようにしているんです。適度に息抜きもしていますよ。
 
タージン 忙しい毎日でも、心にゆとりを持つことは大事です。ぜひ今後の目標もお聞かせください。
 
稲田 医療が高度になり、これまで助からなかった子どもたちの命を救えるようになりました。ただ、それだけ障害のあるお子さんが増え、悩みを抱えたまま孤立するお母さんも増えているんです。私は、そのような若いママさんたちを照らす明かりになりたいと思っています。いずれは、誰でも自由に相談や遊びに来ることができるサロンのような施設を立ち上げたいですね。
 
タージン 今日の稲田社長のお話は、多くの人に生きるヒントを与えてくださるでしょう。孤立しているママさんにとっては、まさに希望の光。今後のご活動に私も期待しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
オンとオフの切り替えを上手に行い、オフの時間はゆっくりと過ごすことが仕事の楽しみにつながっています。
(稲田陽子)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社ソレイユ/訪問看護ステーションソレイユ
■ 本社 〒569-0076 大阪府高槻市出丸町4-36 ジュネス帯曲輪217号室
■ 事業内容 訪問看護事業
■ 設立 平成29年9月
■ ホームページ https://soreiyu91.com
 
 
 
 

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