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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

英語を学べる保育で
子どもと世界を橋渡し

 
 
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楽しく通ううちに、園児は自然と英単語を口にするようになる
名高 親の立場からしてみれば、我が子が自宅でちょっとした英単語を口にしただけでも大喜びですよね。実際、私の家でもそうでした。
 
山田 そうなりますよね(笑)。保護者の方々には送迎時の会話や連絡帳などで、園児たちの様子をまめに報告するようにしています。でも、こちらから確かめなくても、「うちの子が昨日、I'm sleepyって言ってました!」などと、親御さんから喜びの報告をもらえた時は、とても嬉しいですね。
 
名高 自宅でも英語を使うようになれば、頭にインプットされている証拠ですね。優秀なスタッフがいるからこそ、そのような成果をもたらせるのだと思いますが、外国人の先生はどこの国の方々なんです?
 
山田 アメリカの方、スペインの方、フィリピンやインドネシアの方もいます。当然、日本人とは髪の毛の色も顔つきも異なるわけですが、子どもたちは全く物怖じしていません。
 
名高 それはいいなぁ。日本人は外国人を前にすると、緊張してしまう人が多いと言います。そう考えると、自分とは異なる人種の人に幼い頃から慣れるだけでも、こちらに通う意義はありそうだなぁ。
 
山田 ありがとうございます。小中学校の授業だけでは、なかなか英語がものにならないことは、どの親御さんも知っているものです。だから、他の保育園も外国人教師によるカリキュラムを導入し、幼い頃から英語に慣れさせてあげたいと考えているところは多いはずです。でも、正規スタッフとして雇用する余裕もないし、雇用してもどのようなカリキュラムを組んだらいいか、ノウハウがないだけにお困りになるかもしれない。そこで当社では、外国人教師とカリキュラムをセットにして他の保育園に派遣する事業も始めたんですよ。
 
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名高 それはナイスアイデアですね。人件費を抑えつつ親御さんに喜ばれるサービスができるから、需要はかなりのものでしょう。実際に英語保育園を運営している実績があるわけだから、他園からすれば信頼して任せられると思います。
 
山田 はい。移り気な幼児をまとめるのって意外に大変なこと。でも、声の大きさやパフォーマンスの仕方など、派遣する外国人教師は当園で長期間の研修を受けています。だから、「せっかく英語の時間をつくったのに、子どもたちが勉強に集中してくれない」という状況に陥るリスクもありません。
 
名高 確かに、こちらの園内の子どもたちも元気よく動き回っているんですが、きちんと言うことは聞いていますし、まとまりがあります。英語と共に人間としての柱になる部分が養われていると感じますよ。