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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。小田急バス(株)で観光バスの運転士を務めた後、夜間高速バスなどの運転士を経て管理職に就く。運転の仕事に復帰したいという思いから武州交通興業(株)に転職。高齢化社会も見据え「人のために働きたい」との意を固め、福祉関係の資格を取得、2013年、民間救急大南を開業した。民間救急車2台と福祉タクシー1台を備え、4名の救急救命士を含む全スタッフを東京消防庁のOBで固めている。【ホームページ
 
 
 
救急車をタクシー感覚で利用する人の理由の多くは「夜間・休日で診察時間外だから」。不適切な利用から出動件数が増えれば、必要な時に救急車が間に合わず人命に関わる。そこで、緊急を要しない患者の搬送専用の民間救急車が導入された。赤色灯とサイレンはないが設備は救急車と変わらない。この車を2台所有し、出動時、2名以上の救急救命士を乗せるのが、高木則男代表率いる民間救急大南。スタッフは皆、東京消防庁出身だという。
 
 
 

緊急を要しない患者搬送を担う民間救急車

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
城 民間救急大南の高木代表とスタッフの藤城さんに、民間救急車についてうかがいます。こちら、大南さんが所有されている民間救急車ですか。車内にはストレッチャーや人工呼吸器、傷の手当て道具など、応急手当用の様々な設備が備え付けられていますね! 
 
高木 心電図モニターやAED、吸引設備なども備えていますよ。東京消防庁で指定されている器材は全て搭載しているんです。この民間救急車を扱うには、国土交通省の免許や消防署の認定を取得すること、さらに規定の講習を受けることも必要です。当社では、2台を所有しております。
 
 これだけ設備が揃っていれば、一般の救急車と何ら変わりないのでは?
 
藤城 そうですね。サイレンと赤色灯が付いていない点を除けば、民間救急車の設備は、公的救急車と遜色ありません。ただ、業務内容に大きな違いがあり、私どもは応急手当以上の、医療法・医師法に触れる処置はできません。また、緊急事態に対応するものではないのでご利用には事前予約が必要ですし、法定速度遵守のため赤信号では必ず停止します。というのも、民間救急とは、緊急を要しない患者さんを搬送する事業だからなんですよ。
 
 
 
 

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